【書籍】『深夜特別放送』読破
「ジョン・ダニング」著、第二次世界大戦中のラジオ放送黄金時代・・・そこで失踪した想い人を探す作家のロマンス、冒険、そして発生する連続殺人を描いたミステリ作品です。
~序盤、中盤は本当に良かった。続きが続きがと読むのが止まらない・・・けど、辿り着いた終盤と真相が。。。~
メインである"ラジオ場面の盛り上がり"は十二分に楽しめたと思います。
また、付随する主人公「デュラニー」と「ホリー」のロマンスも。
ただどうしても終盤が私には、駆け足及び少し期待を裏切る事になりました。(まあ、賛否両論あると思います。その後のラジオ衰退->テレビ全盛を考えると、スッキリと綺麗な結末だったのかもしれませんが。)
「ジョン・ダニング」さん、大分、久方ぶりです。作品の大部分が上下巻の結構なボリュームで、昔は本・本・本─と読んでましたが、ここ最近は軽く読めるモノに手を伸ばしがちだったので。
著者作品、読み返すorまた別作品に手を伸ばすのも良いなぁ、と感じました。
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話は変わり、時事の話です。
島国で直接、陸続きで隣接する国もなく、国境線での武力による紛争もないので、平和ボケしているのだろうか。
ここ最近、世界が緊張状態にあったのにここ最近の記事を見返すと恥ずかしい・・・。
そんな平和ボケしている私でも、「戦争は悲惨な結末と結果しか残さない」と諸々の媒体・記録から刻まれているだけに、まだ自ら戦争を仕掛け、そしてそれを支持する指導者達がいるのが、信じられないし、地理的にも近いと感じるので恐ろしいです。
両方に犠牲者がでるし、そもそも何でだろう。何だか常識というか、人として、人間として、の・・・が通用しないようで、分からないなぁ。
分からない点が私が平和ボケなのか、そこまで他人や他国に対して憎悪を抱いた事がないので、知らないだけなのか。
(記:スッタコ小僧)
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