【書籍】『鳥の歌いまは絶え』読破
「ケイト・ウィルヘルム」著の人類が衰退、そして・・・を描いたSF小説です。
それにしても外国の女性作家さんは、諸々表現が"ドギツい"事があり、吃驚します。
本作、あらすじの「核戦争により人類衰退、クローンの台頭と対立」との記載から、色々賞を受賞しているけど、SFだとここ最近だと「宇宙艦隊」モノに惹きつけられている私には読みづらいかな─と思ったのですが、そんな事ありませんでした。
そんな派手派手の展開ではなく、どちらかというと地味に淡々と描かれているのですが、なんだろう情景か、人・クローン・そして・・・視点として描かれている人物に共感?するのか、あれよあれよと読み進めてしまいました。
通常であれば、タイトルからは手に取らなかった本作、良かったなぁ、色々手に取り読み始めるようになって。
まだまだ色々な作品に会える、しかも昔の作品でこれでは。
~いやぁ、読書人生はまだまだ続く、果てしないなぁ。(嬉しいけど)~
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核戦争、そして出産率低下・・・このままでは人類絶命の未来を予測した一族が、その運命回避に選んだ技術・・・それは「クローン」。
危機を回避するも、増え続けたクローン達には本来の人類にはない特徴が・・・。
その違いにより、やがて巻き起こる対立、複数世代に渡る物語の開幕です。
(記:スッタコ小僧)
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