【書籍】『ガリレオの苦悩』読破
「東野圭吾」著、物理学者「湯川」准教授が活躍する短編推理小説です。
シリーズ第四弾なんだ、裏のあらすじ「"悪魔の手"と名乗る犯罪者からの長編、圧倒的スケール」との記載から、てっきり長編かと思ったら、なんだ短編の中の一つか。
ちょっと前述の宣伝詐欺・・・とは言わないまでも、騙された感はありましたが、科学を扱った本作、予想は超えなかったけれども楽しめました。
本シリーズは、私はドラマから入っていて、原作の方は1~2冊は読みましたが、全ては読んでいません。
本作品、比較的に新しそうだったので、ドラマで見ていない内容かと楽しみにしたのですが、、、あれっ、若干、トリック内容および展開に記憶あり。
でも、やはり見るのと読むのでは、違った面白さ─があり、十分な読後感が味わえました。
トリック、内容知っていたとしても、やはり本は本での魅力は何ら変わらないなぁ。
まあ、実写/映像化は良かったけど原作はいまいち・・・というパターンの方が少ないので。(そりゃそうだ、原作反響があっての映像化なので。)
収録されているのは「落下る(おちる)」「操縦る(あやつる)」「密室る(とじる)」「指標す(しめす)」「攪乱す(みだす)」の5作品。
ドラマでは最初にいたけど、女性刑事との初仕事、また「湯川」先生の交友が垣間見える作品となっています。
(記:スッタコ小僧)
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