【書籍】『黄色い部屋の謎』再読
「ガストン・ルルー」著、小生意気な青年記者「ルルタビーユ」君が活躍する密室モノの古典、推理小説です。
~新訳いいですね、名作─読み返すとまた面白さが染み渡る。~
トリック(謎)は昔に読んだし、他作品(ジャンル問わず)に利用、また応用されているために驚きはありませんが、それでも楽しめるのが古典名作である所以です。
初読の時は訳がスッと入ってこなかったのか、または既に謎の解答をうっすらと他作品や情報で得ていたのか、「これが、あの有名な作品?」とあまり感銘を受けなかったと記憶しています。
トリック系は「島田荘司」さん作品から入っているので密室モノでは『斜め屋敷の犯罪』から。
なので、"人"に依存するというか確実性のない解決には少し首を傾げるお年頃(時代)でしたので。
今は違います、年数も経過して色々な経験をしている分、成程ね~との納得です。
(記:スッタコ小僧)
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