【書籍】『完全なる沈黙』読破
「ロバート・ローテンバーグ」著、カナダを舞台にした警察・法廷サスペンス─日常・人情風味でしょうか。
トリックや犯人当て大好きの私には、合わないだろうなぁ、と思いましたが、この歳で読み物が偏るのもどうかと手に取りました。
意外に面白かったです、作者の腕でしょうか、一気に読み進めることができました。
「訳者あとがき」の記載と重複しますが、大盛り上がりとなる展開は終盤以外はないにせよ、各登場人物の視点、そして"細やかな"エピソードにて引き込まれてしまいました。
また、カナダ舞台の作品を読んだ事が少なく、都市・地方の描写が楽しめて、加えて現役弁護士作家のなせる技か、その職業ではありませんが"あるある"と各人物に共感、物語に入り込む事ができました。
(まあ、現実世界が舞台なので、"入り込む"は目立った賛辞ではありませんが、最近、なかなかそこまでの作品には出会えないのですよ。)
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新聞配達員がいつもの会話を楽しもうとカナダのラジオで有名はベテラン司会者の玄関へ。
いつもと異なり、遅く、やっと出てきた司会者の口から発せられた告白とは。。。。
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やはり、色々手に取って読んでみる事は大切だな。
また、きちっとブログに記載しておくことも。
ここ最近、2冊続けて未読と思って、読んだ事のある本を手に取る事が続きました。はぁ、憶えてないなぁ。
(記:スッタコ小僧)
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