【書籍】『奇面館の殺人』読破
「綾辻行人(あやつじ・ゆきと)」著、久しぶりの館シリーズ、【推理小説】です。
以前に読んだ『びっくり館の殺人』は、もともと低年齢層向け?だった為か、少し期待外れでした。
更に前に読んだ『暗黒館の殺人』は、幾分、"あっち方面"色が濃くて、【推理小説】としては少し楽しめませんでした。
なので、今回の作品をとても楽しみにしていたのですが・・・・・・。
~館の特色が活かされていない・・・まあ、面は目立ってましたが。~
~あれっ、"あっち方面"色がなくなると、ここまで淡白な作品になるのか。~
館シリーズは、吹雪/嵐の山荘シチュエーションになる場合には、閉じ込められた&連続殺人の恐怖によるハラハラドキドキが読み所なのですが・・・。
最初から名探偵が到着しているせいか、その部分が弱く、いまいち読んでいて盛り上がらない作品となっていました。
まあ、久しぶりというか原点に戻り、《純粋な推理パズル》として本作は書いたのならば、まあ、幾分、納得です。
ただ、タイトルと表紙からはその雰囲気が全く伝わらないので、誤解してしまいますが。
(記:スッタコ小僧)
« 【書籍】『昆虫探偵 シロコパκ氏の華麗なる推理』読破 | トップページ | 【書籍】『カクレカラクリ』読破 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 【書籍】『幽霊屋敷』読破(2023.09.28)
- 【書籍】『ブルックリンの死』読破(2023.09.26)
- 【書籍】『複数の時計』再読(2023.09.24)
- 【書籍】『十日間の不思議』再読(2023.09.23)
- 【書籍】『謎、買い取ります。質屋「六文屋」の訳アリな訪問客』読破(2023.09.19)
コメント