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2013年9月

2013年9月 8日 (日)

【書籍】『ホロー荘の殺人』再読

 「アガサ・クリスティー」著、名探偵「ポアロ」が活躍する【推理小説】です。

~やはり、いいね、「クリスティー」は。~

 疲れている時でも、スッと楽しめるミステリ、再読しても楽しめるミステリ、犯人探しだけではなく、著者お得意のロマンスもあるからか。

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 熱心な医師「ジョン」、奥さんと一緒に滞在していた「ホロー荘」で死す。
その死に行く現場に居合わせた人々、「ポアロ」もその一人。

 現場に何がしかの"演出"を感じた「ポアロ」は、真犯人を求めて調査に乗り出す。
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 上記のあらすじに、いきなり事件を記載していますが、そんなに直ぐに事件は始まりません。
事件現場となる「ホロー荘」に滞在する面々、住んでいる夫婦の心情が、まずは最初に描かれています。
そこに事件に繋がる心情、真相が散りばめられていて・・・・・・、やっぱり、凄いよ「クリスティーさん」は。

 さて、最後に著者の作品一覧(過去記事)へのリンクを──。

『アガサ・クリスティー百科事典』

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『夕暮れをすぎて/夜がはじまるとき』読破

 「スティーヴン・キング」著、ホラー、サスペンスなど諸々詰まった短編集です。

 著者の作品をしっかり読むのは久しぶり、いつもは映画化されたものなどで済ましていたので。
ただ、やはり"映像化"では楽しめない面白さが、本には詰まっているので、久しぶりに著者の作品を手に取りました。

~うーん、確かに短編について感を取り戻している・・・その過程にあるのかも。~

 当初、期待していた"驚き"と"面白さ"、"意外さ"が少なかったです。
ちょっと「かのキングだから」で、期待を膨らませ過ぎたのかも知れません。

 面白いと思った作品も以下の通り、デジャヴのように感じたので。

 猫vs.殺し屋の話は映像化の方が印象に残っている?──その映画された作品をみたような。
 精神科医の話──あれっ、『クトゥルー神話譚 黒の碑』と同じ話?。

 その他は、ちょっと状況&設定を工夫したサスペンス物、こちらも「あれっ、どこかで読んだような」との想いを抱かせる作品ばかりでした。(あとでブログを見たら『夜の~』を読んでいました・・・。)
(もしかして、本作、ハードカバー版などで私、ずっと昔に読んでいるのかな?)

 一番、印象に残り、グッと入ってきたのは、かの現実の大事件/事件後を描いた作品かな。
起こりうる、そして、自分がその場面に直面した時を想像すると・・・・・・。

 まあ、久しぶりに「キング節」が楽しめました、著者の長編シリーズはあまり読んでいないので、ちょっと手をつけてみようかな。

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『天使たちの課外活動3 テオの日替り料理』読破

 「茅田砂胡(かやた・すなこ)」著、シリーズではお馴染みの美少年コンビ「リィ」&「シェラ」が活躍する【学園ファンタジー】作品です。
表紙、展開からして、"狙いすました感"がド直球ですが、そこが存分に楽しめるのが本シリーズです。

 社会体験学習で、常連の喫茶店親父からの依頼で、愛想に難ありの"天才"料理人「テオ」の店、復興に手を貸す事になった二人。
黒の天使(!?)「ルゥ」デザートの力もあり、店は大繁盛、しかし、「テオ」の亡くなった奥さんには、一つの謎が・・・・・・。

 単純にお店復興物語と大団円が楽しめる、読み返すとちょっと二人の"大暴れ"は少なく、周りのドタバタが面白いだけなのですが、表紙を裏切らない楽しさを味あわせてくれました。

 さて、最後に前作までの感想(過去記事)へのリンクを──

『天使たちの課外活動』
『天使たちの課外活動2 ライジャの靴下』

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『月面の聖戦1:下士官の使命』読破

 「ジャック・キャンベル」著、月面にて"現場を知らない"軍上層部からの過酷な命令に耐える下士官を描いた【SF】作品です。
著者は、久しぶりに【SF】ジャンルの虜にさせてくれた『彷徨える艦隊』シリーズの著者です。
 各ジャンルの幅を広げる為、極力、「著者幅」を広げるようにはしているのですが・・・・・・やはり気になって、手にとってしまいました。

~予想以上に面白く、もう既刊全てを読み終えるまで、止まらないでしょう。~

 くそー、盛り上げ方がうまいなぁ、「スターク軍曹」、格好良すぎるぜ。
まさに狙いすましたようなシチュエーションを繰り出してきます、まあ、その狙い過ぎている点が、『彷徨える~』シリーズと異なり、かのシリーズと比較すると・・・という感想になるのかと思います。
ただ、本作だけに集中、著者の他シリーズ関係なしというスタンスに立てば、私は単純明快な盛り上がりに一喜一憂しました。

 映画では『ジェイムズ・キャメロン』、海外本では著者が、"万人"が見/読み手が喜ぶ/盛り上がる点を描くのがうまいです。
「"万人"が」と記載したのは、やはり前述の「狙い過ぎ」を考慮して、です。(人によっては「あざとい」と感じるし、また、諸々"複雑化"を望む声もあるでしょう。)

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 月の資源を巡る戦いへアメリカ、遅ればせながら参戦です。
地球ではもはや敵なし、他国は資源を月に求めたのですが、昔の「アポロ計画」時における領土権を主張し、大国アメリカがついに月に乗り込んできた。
軍人はほぼ生涯職業化され、現場の戦闘員達は、戦場から離れた、コロコロと転任する上官達の"経験のない"指令に悩まされる日々。
ついには、戦闘の映像が、地球のお茶の間を楽しませる番組に・・・・・・。

 自分の仕事、部下達への責任を黙々と果たす「スターク軍曹」、しかし、その堪忍袋がついに──。
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(記:スッタコ小僧)

【書籍】『007 白紙委任状』読破

 「ジェフリー・ディーヴァー」が描く「ジェームズ・ボンド」、極上のアクションヒーローと極上のサスペンス著者が合体です。

~著者が描く事で、「ボンド」のアクション性が損なわれるのではと懸念したのですが、序盤にその懸念は吹っ飛びます。~

 逆にちょっと最後の最後で、著者"お得意"がいつもより、精彩を欠いているなぁと思った部分もあるのですが、それは許容範囲内です。
いずれにしても十二分に楽しめた作品となりました。

 ここ最近、仕事が忙しく、通勤の行き帰り"ぐったり"で本を読むスピードが大分、滞っていたのですが、本作は続きが気になり「読む>眠る」状態となりました。

 スタンドプレイもあるけど、チームプレイもGoodな「ボンド」、謎の「ノア」と呼ばれる人物が企む破壊活動を阻止に動きます。
本作で解決していない「ボンド」の父親&母親に関する謎──続編&シリーズ化、期待して良いのでしょうか。
 待ってますよ、「ディーヴァー」さん。

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『魔性の子 十二国記』読破

 「小野不由美(おの・ふゆみ)」が描く異界ファンタジー、『十二国記』シリーズなのですが・・・ジャンルは【ホラー】でしょうか。
この前の記事でシリーズ最初の作品の感想を記載したのですが、それ以前に『黄昏の岸 暁の天 十二国記』を読破しています。
その『黄昏の岸 暁の天 十二国記』の"日本側"で発生していた話です。

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 ここは自分の居場所ではないと常に感じる教育実習生「広瀬」。
彼が母校で出遭ったのは自分と同じ"異端"(!?)の雰囲気を持つ、いやそれ以上の雰囲気を纏う少年「高里」。

 昔、神隠しに出遭い、戻ってきた少年は、彼に危害を加えると・・・・・・「祟る」という噂が。
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 ホラー小説としても十分、逆に『十二国記』という冠がその怖さを薄めた形になっています。(妖魔の存在を知っているだけに)
人の薄暗い部分を過剰に描いているわけでもないのに、じわじわと染み渡っていく・・・・・・単純なこの世でないものが暴れるホラーとは違った怖さが、うまい具合にミックスされています。

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『月の影 影の海 十二国記 上下巻』読破

 「小野不由美(おの・ふゆみ)」が描く異界ファンタジー、『十二国記』シリーズです。
「新潮文庫」での刊行を機に、今まで読まなかった本シリーズを頭から読んでみようと画策しました。

 本シリーズは、昔、アニメ化版の視聴を見逃して以来、あまり縁のある作品ではありませんでした。
しかし、今回、読んで「なんて、もったいない事を実施していたのだ」と痛感です。

~特に派手な大立ち回りがあるわけでもないのに、心に響く作品・・・・・・~

 主人公である"元"女子高生「陽子」に共感できる年齢ではないのですが、「陽子」が異界へ飛ばされてからの経験・体験、心の葛藤──染み入ります。

~描き所の選択がうまい。~

 最後の最後、"彼"を取り戻しにいく部分が「薄い」(盛り上がりそうなのに)と当初、感じましたが、本作全編を思い返すと「著者が描きたかったのは──」で、きっぱり切り捨てているのが凄い。

 さて、ここで最初に記載した目的の撤回です。
本シリーズを一気に読もうと考えたのですが、適度に間を空けて読もうと思います。
適度に明るく、単純に楽しめる作品も挟まないとね。
単純に「陽子」の活躍を楽しむ作品ならそのまま読み続けても良いのですが、本シリーズ、『十二国記』のメインは、"そこではない"ので。

(記:スッタコ小僧)

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