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2013年2月24日 (日)

【書籍】『黒い海岸の女王 新訂版コナン全集1』読破

 「ロバート・E・ハワード」著、"元祖"【ヒロイック・ファンタジー】、野蛮人と呼ばれる「キンメリア人」、「コナン」の冒険を描く作品です。
昔のアニメを見られている日本人からだと、盗賊や海賊行為を行う人物に「ヒーロー」や「ヒロイック」とつけるのに違和感があります。
ただ、戦い・戦いの中、一国を治めるようになる人物になるには、"強さ"が求められるのでしょう。
日本の歴史にも、表面に出てはいない、隠された事が多々あるようなのは「高田崇史」さん作品で、お馴染みとなっているので。

 さて、本作の感想ですが、まず読み進めると感じるのは以下の通り。

~「アーノルド・シュワルツェネッガー」出演の映画の印象が強いので、最初は違和感があります。~

「全集」とあるように、短い冒険エピソードの塊となっております。
原作小説を読むと前述の【映画版】は、原作小説の映像的に面白い部分をストーリー的に繋げ、登場人物を再配置、こちらも繋げて【特撮アクション物】として、大分、エンターテイメント性を高めたモノだったということが分かります。
それは、それで、大正解だったのではないでしょうか。(続編も作られたし。)

 原作小説は、原作小説で、映画と比較すると"地味"ですが、"燻し銀"の良さがあります。
そして、人間ならではの"弱さ"もあり、とても好感が持てるヒーローです。
映画版も、酒、そして女性に弱い部分を描いていますが、「コナン」の超人的な強さ、そして何モノも恐れない印象があります。
小説の「コナン」は、やはり人智を超えたモノ、人でないモノに恐れ、恐怖を抱きます。
時には生き残る為、止む得ずもありますが、恐怖を抱きながらも、戦い、勝利・・・いや、生き残る姿が、力強さをより与えてくれているのではないでしょうか。

 本作に収録されている作品は以下の通りです。
その他、未完の作品(草稿)を含めた資料などがついております。(「ハイボリア時代」の説明は、正直、眠くなりました。)

・キンメリア(詩)
・氷神の娘
・象の塔
・石棺のなかの神
・館のうちの凶漢たち
・黒い海岸の女王
・消え失せた女たちの塔

 なかでもお薦めな作品は、やはり、タイトルでもある「黒い海岸の女王」です。
女海賊「ベーリト」との出遭いと別れ・・・・・・必読です。

(記:スッタコ小僧)

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