【書籍】『漂流密室 世界遺産ミステリー1 屋久島』読破
「湯川薫(ゆかわ・かおる)」著、大学で教える傍ら、科学捜査班のアドバイザーも勤める「湯川幸四郎」が事件を紐解く【推理小説】です。
著者の作品は、デビュー作か、何か以来かな、久しぶりです。
・「世界遺産ミステリー1 屋久島」とあるが、全く"目立って"いない。
・徳間ノベルス版を読んでいるが、表紙の絵、巻末のキャラクター設定スケッチ・・・・・・うーん、微妙。
いきなり、ネガティブな意見から入りましたが、トリック自体はとても面白かったです。
トリックに対して、もう少し登場人物達やストーリー、設定の"肉付け"が良ければ──まあ、全てを求めるというのは酷というものです。
もう何冊か出しているのに、まだ、こういったトリックを持ち出す事が出来る点は、とても評価できると思います。
なので、"世界遺産ミステリー"シリーズ、他にあるのであれば、もう少し読んでみようかな。
前述の全く舞台が役立っていない点とタイトル/シリーズタイトルも"微妙・・・"と感じたのですが、内容にてシリーズ続編を読みたくさせた事には変わりありません。
(記:スッタコ小僧)
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