【書籍】『よろず占い処 陰陽屋へようこそ』読破
「天野頌子(あまの・しょうこ)」著、ホストあがりの"偽"陰陽師(!?)と本物の妖狐(!?)少年コンビが繰り広げる【日常ミステリ】、連作短編集です。
ちょっと"軽い"作品を──とタイトルと表紙に釣られて手に取った本作、まさか『警視庁幽霊係』シリーズを手掛ける著者の作品とは吃驚です。
~相変わらず、推理(謎)部分は、目新しい事や驚きの真相展開はありませんでしたが、登場人物達のやり取りの面白さにて、楽しさをカバーです。~
あらすじに「ほのぼのミステリ」と記載されていますが、事件の内容はそう"ほのぼの"ではない。
でも、人の優しさが所々に散りばめられていて、全体、読後感として、"ほのぼの"とした感想を残す作品ではあります。
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不幸続きの「沢崎(さわざき)」家。
母親と一緒の帰宅時、ふと目にした看板「陰陽屋はじめました」。
占い好きの母親に連れられて入るとメガネ美男子の陰陽師「安倍祥明(あべのしょうめい)」登場です。
その胡散臭さ、嘘の占い、母親を守る為、「沢崎俊太」少年が本来の姿を現す!!。
うーんでも、能力といったら明るさだけが取りえの狐火のみ・・・・・・。
軽~いパンチやキックでは歯が立たず、最終的には「俊太」少年は「陰陽屋」にてアルバイトをする破目に。
果てさて、美形陰陽師目当ての占いの他、持ち込まれる事件に対し、二人はどんな解決を実施していくのやら。
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(記:スッタコ小僧)
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