【書籍】『写楽殺人事件』再読
「高橋克彦(たかはし・かつひこ)」著、第29回江戸川乱歩賞受賞の【推理小説】です。
昔に~賞受賞作品を選択して読んでいた際に一度、触れている作品です。
最近、「写楽」の正体に迫る「島田荘司」さんの『写楽 閉じた国の幻』を読んだ事に影響されて、本作の再読を思いつきました。
「あれっ、昔、読んだあの作品は、写楽の正体について、どう書かれていたっけ」──と。
~本作は、「写楽」の正体に迫るよりは、発生した死亡事件の謎に迫る作品です。~
本書で書かれていた「写楽」の謎を忘れていたのにも、頷けました。
当時の私は、「写楽」の謎より、事件の謎の方に心を奪われていたのでしょう。
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大学研究員の「津田」は古本市で、知り合いとなった古書店主から「秋田蘭画」の肉筆画集を手に入れる。
その画集の中に一枚の絵に「津田」の目は釘付けとなる・・・・・・なんと、その絵には「写楽」の名が!!。
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改めて、まだまだ解明されていない謎が、多い事に驚きました。
書物などが豊富に残っていると思われる時代でも、これだもの。
「昔」、「歴史」、「人物」を探求する面白さっていうのが、分かりました。
(記:スッタコ小僧)
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