【書籍】『万能鑑定士Qの事件簿XII』読破
「松岡圭祐(まつおか・けいすけ)」著、"万能"という看板変更を考えている万能鑑定士「凛田莉子(りんだ・りこ)」(23)が雑誌編集者「小笠原悠斗」と謎に挑む【エンターテイメント】小説です。
最終巻&表紙のウェディングドレス姿の「莉子」にて、どんな展開、結末が待ち受けているのかと思ったら・・・・・・
~拍子抜けです。~
まあ、前巻までの関係性から、"二人"が突然に進展するとは急過ぎると思ったのだけど、あの最後での回収は酷すぎる。
また、メインとなる事件についても、肩すかしでした。
あまりに伏線があからさま過ぎて、事件の動機、トリック元も分かる始末・・・・・・。
もう一つサブにて「豆知識/雑学」付きの謎・真相を提供してくれているので、少しはカバーしておりますが。
『~の推理劇』として、直ぐにカムバックするので、この内容だったのでしょう。
『~の事件簿』シリーズとしては、最後の最後で、私にとっては期待を裏切る内容で残念でした。
~~~
修復し一般公開を控えた「太陽の塔」にて、妻が誘拐されたと主張する夫。
万能鑑定士を頼ってきたその夫の悲痛な叫びに応える為、「莉子」と「悠斗」は現地に赴く。
衆人密室状況の「太陽の塔」内、隠し通路/部屋を探すも見つからず、途方に暮れる面々。
一介の主婦が誘拐された理由は、そして消失トリックの真相は──。
~~~
さて、最後にシリーズ感想(過去記事)へのリンクを──
『万能鑑定士Qの事件簿Ⅰ』
『万能鑑定士Qの事件簿Ⅱ』
『万能鑑定士Qの事件簿Ⅲ』
『万能鑑定士Qの事件簿Ⅳ』
『万能鑑定士Qの事件簿Ⅴ』
『万能鑑定士Qの事件簿Ⅵ』
『万能鑑定士Qの事件簿Ⅶ』
『万能鑑定士Qの事件簿Ⅷ』
『万能鑑定士Qの事件簿Ⅸ』
『万能鑑定士Qの事件簿Ⅹ』
『万能鑑定士Qの事件簿XI』
(記:スッタコ小僧)
« 【映画】『タイタンの逆襲』を見た | トップページ | 【アニメ】『ももへの手紙』を見た »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 【書籍】『人形館の殺人』再読(2023.01.28)
- 【書籍】『ロボット・イン・ザ・ガーデン』読破(2023.01.28)
- 【書籍】『運命 二人の皇帝』再読(2023.01.21)
- 【書籍】『まだ見ぬ敵はそこにいる ロンドン警視庁麻薬取締独立捜査班』読破(2023.01.21)
- 【書籍】『彼と彼女の衝撃の瞬間』読破(2023.01.14)
コメント