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2012年5月20日 (日)

【書籍】『QED 伊勢の曙光』読破

 「高田崇史(たかだ・たかふみ)」著、現実の事件+歴史に秘められた"裏歴史"を暴く【推理小説】です。
 なんと本作でシリーズ完結です。
その為か、本作では「アクション(小)」あり、「ラブロマンス(小)」ありのいつもとちょっと違った雰囲気を味わう事ができます。
(また、主要登場人物、総登場です。)

 今作では「天照大神」の謎、「伊勢神宮」の謎に迫ります。
「猿田彦命」の"最後"については、別シリーズの方かな、そちらで知っていました。(もしかしたら、本シリーズ内?)
本作の中で、結構、種明かしを引っ張っているけど、上記より驚き感が大幅減・・・・・・。
まあ、「天照大神」の方は「初めて聞く真相」ばかりだったので、こちらは十分に楽しむ事ができました。

 それにしても、本作を読んで、本を読む事・自分で考える事──これらの難しさを痛感しました。
それらを実施する事は容易いけど、そこまで"深く深く"読んでいなかったのは、もったいない事をしたなぁと思います。
著者と同じ事ができると思わないけど、もっともっと読み込めば、また別に見えてくる事もあるのではないかと・・・・・・。
まあ、「もっと、もっと色々な本を読みたい」と"数"と"種類"を求めている自分がいるだけに、現時点では難しい。(いずれ、ねっ。)

~~~
 秘宝が盗まれ、宮司が殺害!?。
ベランダに捕まった両手の親指を切断されるという、恐ろしい事件発生。
歴史探求者(本業・薬剤師)「崇」は、親友からの誘いにて事件調査を行う破目に。
(+「崇」の後輩「奈々」も、いつも通り巻き込まれ。)

やがて、明らかになる意外な依頼人、そして、「崇」達に迫る歴史の闇とは──。
~~~

 さて、最後にシリーズ感想(過去記事)へのリンクです。
シリーズは全て読んでいますが、再読やブログを始めてから、読んだ作品への感想のみですので、間が抜けている点に注意願います。

『QED 百人一首の呪(しゅ)』
『QED ベイカー街の問題』
『QED 河童伝説』
『QED~flumen~九段坂の春』
『QED 諏訪の神霊』
『QED 出雲神伝説』

(記:スッタコ小僧)

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