【書籍】『密室』読破
「マイ・シューヴァル」・「ペール・ヴァールー」共著、刑事「マルティン・ベック」と警視庁の面々の捜査を描いた【警察小説】です。
タイトルは古典的なのに【警察小説】!?──その通りです、なので、"密室"に過度な期待を抱かないように。
~タイトルに惹かれて手に取った読者には、その期待を裏切る作品です。~
犯人側を含めて"色々な"人物の思惑、銀行強盗、殺人など"色々な"事件──。
(「R・D・ウィングフィールド」の『フロスト』シリーズが好きな人には楽しめるかな。でも、こちらはユーモア・ゼロカロリーですのでご注意を。)
カオス的な状況の中で、事件と人物が繋がる"面白さ"を楽しむ作品であり、謎解きを楽しむ作品ではありません。
~色々な意味でタイトルで損をしている作品かと思います。~
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銀行強盗発生、しかも正義感から取り押さえようとした男性を射殺して逃亡。
一方、退院したばかり「マルティン・ベック」は、銀行強盗事件で人手を取られた事から、ある老人の死亡事件を単独で捜査する事に。
初動調査不足により、当初は自殺と思われていた事件に奇妙な点が次々と判明する・・・・・・。
全ての事件の真相とは──。
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(記:スッタコ小僧)
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