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2012年2月

2012年2月18日 (土)

【書籍】『警視庁幽霊係と人形の呪い』読破

 「天野頌子(あまの・しょうこ)」著、事件被害者の霊が見れる自称"守護霊"の美少女憑き「柏木」警部補の"胃の痛い"日々を描いた【推理小説】です。

~うーん、やっぱり長編は合わないのかなぁ。~

・物の記憶が読み取れる「高島佳帆(たかしま・かほ)」警部の過去&ピンチがありますが、「タイトルの意味が"いまいち"
・"守護霊"「及川結花(おいかわ・ゆか)」の活躍が"いまいち"
 犬語が話せる「伊集院」を含め、幽霊係全員のちょっとずつの活躍が見られましたが。
・「柏木」が後継者と期待した二代目「青田」の活躍が"いまいち"

また、シリーズ登場人物の魅力があるとしても、【推理小説】(ミステリーと謳っている)なので、もう少し謎解き要素も欲しかったとも感じました。
とりあえず、残るシリーズ未読は一作のみのようなので、まずは読み終わっておきますか。

 さて、最後にシリーズ感想(過去記事)へのリンクを──。

『警視庁幽霊係』
『警視庁幽霊係 恋する死体』
『警視庁幽霊係 少女漫画家が猫を飼う理由』
(本書)
『警視庁幽霊係の災難』

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『カラット探偵事務所の事件簿1』読破

 「乾くるみ」著、浮気調査などは扱いません──「カラっと謎を解決する」と看板を掲げた推理小説好きが始めた探偵事務所を描く【推理小説】、短編集です。
早速内容ですが、「また、暗号かよ」と思ったが、序盤の作品は変に難しくせずに好印象、その後の作品も"刑事事件好き"には物足りないかも知れませんが、謎解きとしては意外な粒揃いです。
(ただ、最後の作品でかつての同級生が仄めかした事項はなんだ・・・・・・えっ、そっち方面へ進むの?。)

~うーん、表紙は詐欺だなぁ。~

 読んでいて、すっかり忘れていましたが、表紙違い過ぎるだろ。
初め少年探偵団モノかと勘違いしていました・・・・・・過労で新聞記者を辞めた男(助手)、資産家の三男坊(探偵)の三十路コンビの探偵事務所。
全くもって、表紙イラスト二人の面影なし。

 とにかく、以前読んだ著者の作品より、推理・推理モノで良かった──もう少し暗号モノや豆知識モノを減らしてくれるとありがたいけど。

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『ホペイロの憂鬱 JFL編』読破

 「井上尚登(いのうえ・なおと)」著、サッカークラブ「ビックカイト相模原」の"ホペイロ"(用具係)、「坂上」が遭遇する"クラブ日常"の事件を描く【推理小説】、連作短編集です。
続編が期待以上に面白かったので、第一作目の本作を手に取りました。

~続編の"彼女"と親密になった経緯が描かれると思ったのに・・・・・・。~

 何か"進展&発展"となった事件があったと推測していたのですが、当てが外れました。
続編にて十分な"トツトツ(激突)"と終盤で"アツアツ"を披露してくれてるので、「馴れ初め」は不要──という事なのかな。

収録されている作品は以下の通り。

○「カンガルーの右足」
○「ヤム芋ストライカー」
○「迷惑フラッグ」
○「忘れ物リング」
○「盗まれポスター」
○「行方不明ペア」

 続編にて欠かせない存在となった人物の初登場あり、また、「あれれ、続編でいなくなってしまっている」と残念に思ってしまった人物の登場もあり。
人の入替の激しさ・・・・・・クラブ経営、スポーツ世界の競争の厳しさ/選手生命の短さを描いているのでしょうか。

 さて、最後に続編の感想へのリンクを──。

『幸せの萌黄色フラッグ ホペイロ坂上の事件簿 J2篇』

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『ディーン牧師の事件簿』読破

 「ハル・ホワイト」著、古き良き"古典"・"不可能犯罪"臭が漂う「現代」の【推理小説】、短編集です。
「G・K・チェスタトン」著の『ブラウン神父』シリーズをそろそろ再読しようかな、と思った矢先に出遭った作品です。

 引退した「ディーン牧師」が柔軟な発想&観察より、不可能と思われる犯罪を暴きます。
巻末の「あとがき」と内容が重なりますが、私も現代の海外作品にてこのような作品に遭えるとは思ってもみませんでした。
さて、収録されている作品は以下の通り。

○「足跡のない連続殺人」
○「四階から消えた狙撃者」
○「不吉なカリブ海クルーズ」
○「聖餐式の予告殺人」
○「血の気の多い密室」
○「ガレージ密室の謎」

作品名を挙げた理由──分かるでしょ。
この手の作品好きには堪りません。
ただ、そこまでの"好事家"には、読んで直ぐに真相が看破される危険が伴う・・・・・・。
"現代"の技法にて、どのようにアレンジしているのかを楽しむ他に、もっと"登場人物"的な面白さが+(プラス)されていれば、良かったのですが。

(記:スッタコ小僧)

2012年2月 5日 (日)

【書籍】『幸せの萌黄色フラッグ ホペイロ坂上の事件簿 J2篇』読破

 「井上尚登(いのうえ・なおと)」著、サッカーチーム「ビックカイト相模原」の用具係(ホペイロ)「坂上」の日常推理を描く短編集です。

 「創元推理文庫」と短編集(連作ミステリ)という事だけで手にとった本作ですが、予想以上に面白かったです。

 推理という点では、本当に"日常"、時間が経てば解決する謎ばかりなので、際立った点はありませんが、サッカーチーム話と「坂上」くんの日常が面白い。
今回、短編集を一冊、読み易いので入れておくかと、シリーズ第二弾にも関わらず手にとった本作ですが、「一作目を読みたい」と思いました。

 全く聞き覚えのなかった著者の名前だったのですが、著者紹介を見て吃驚、『T.R.Y.』の著者だったのかと。
『T.R.Y.』の原作小説は読んでいませんが、「織田裕二」さん主演の映画は見た事があります。
『踊る~』(一作目?)ヒット後だったかな、久しぶりの「織田裕二」主演作だと楽しみにして見たのですが、内容にガッカリした記憶があります。
(原作小説とかけ離れた出来となる実写化作品がある為、小説の方は読んでみないと評価はできませんが・・・・・・。)
上記の経験により、意図的に『T.R.Y.』のタイトルがハードカバーで目立つある著者の作品棚は避けていたのかも知れません。

 今回は文庫だったので、気づかずに手に取ったのでしょう、良かった、誤解が解けました。

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『カンナ 出雲の顕在』読破

 「高田崇史(たかだ・たかふみ)」著、実家の社伝「蘇我馬子大臣傳歴(そがのうまこおおおみでんりゃく)」を巡る戦いに巻き込まれた忍者末裔達の戦い&裏歴史を描く【推理小説】です。
本作では終盤に重大な転機となりそうな大事件が勃発、また、「出雲と素盞鳴尊(すさのおのみこと)」の関係の謎が描かれます。

 いよいよ終盤か、早く続編が読みたいです。
読みやすいのは良いのですが、ボリューム不足が目立つ・・・・・・読んでいる時は、さほど感じないのですが、記事を書こうとすると筆が止まる。
まあ、出版スピードが早いから「良しとしますか。」。(上下の余白の大きさが、とても気になる。)

~~~
 「出雲へ」という幼馴染「竜之介」を行方を捜して、「鴨志田甲斐」と婚約者「聡美」が「出雲」へ旅立つ!!。
「竜之介」は社伝盗難&逃亡中の「諒司」に出遭い、自身として社伝に纏わる"秘密"を知る事に──。
~~~

 だんだんと発揮される「甲斐」の"(血の!?)力"によるアクションも見所になってきた一作です。

 さて、最後にシリーズ感想(過去記事)へのリンクを──

『カンナ 飛鳥の光臨』
『カンナ 天草の神兵』
『カンナ 吉野の暗闇』
『カンナ 奥州の覇者』
『カンナ 戸隠の殺皆』
『カンナ 鎌倉の血陣』
『カンナ 天満の葬列』

(記:スッタコ小僧)

【書籍】『死神を葬れ』読破

 「ジョシュ・バゼル」著、元医者の逃亡者の話は有名だけど、本作は元○○○の医師と来た~【メディカル・スリラー】小説です。
(【メディカル・スリラー】・・・注釈で医学用語説明が散りばめられているからか?。素直に【ハードボイルド・サスペンス】でいいじゃん。)
本作が目に付いた要因は一つ、

~訳者が「池田真紀子(いけだ・まきこ)」さん、だった事~

 「ジェフリー・ディーヴァー」著の「リンカーン・ライム」シリーズでお馴染みの訳者です。
"彼女"が訳しているなら、「ハズレ」はないだろう──と。

~~~
 強盗を撃退して出勤の研修医「ピーター・ブラウン」。
今日も激務の一日かと思いきや、生死を分ける手術前のガン患者が彼を見て叫ぶ!!、「ベアクローじゃないか」と。

 かくして「ピーター」の激務+過去回想+激闘の一日がスタートです。
~~~ 

(記:スッタコ小僧)

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