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2012年1月 3日 (火)

【映画】『ダイ・ハード2/ダイ・ハード3』再見

 「ブルース・ウィリス」の出世作、運の悪い刑事「ジョン・マクレーン」が活躍する【アクション】映画の続編です。
もう、「ジブリ」アニメと同じく午後9時台のテレビ放送映画では、お馴染みの顔となっています。
何回も見ているので、ここしばらくは視聴を控えていたのですが、久しぶりに見ました。

 正直、この2作品については、初見での印象は良くありません。
確か『~2』は、別の映画にて予告を見た時から、見るのが待ち遠しくて、劇場まで足を運びました。
そして、『~3』も、あのオープニングの爆破シーンに釣られて、劇場へ。
けれでも、両者共に劇場での1回目の視聴では、満足する結果には到りませんでした。

 理由は、色々、考えられます。

・両者:1作目のような戦う舞台が閉鎖空間ではなく、"外"に広がった事による凡庸化。

・『~2』:1人vs.多数の不利を覆す戦いが楽しみなのに、最後の"あの勝利"。
  『~3』:こちらでも、最後はファン、ファン、大勢で敵アジトへ。

・『~3』:「ロンリーウルフ」(※)モードが楽しみのに、相棒が。
   ※『ショックトルーパーズ』[NEOGEO・MVS版]]より。

・『~2』:魅力的な脇役がいない。
 『~3』:「サミュエル・L・ジャクソン」さんが演じる「ゼウス」以外にも、色々、持ってきすぎ。
   上司・同僚・爆弾処理の人など、微妙な目立たせ方。(あの短時間では親しみが沸くわけもなく・・・・・・。)

 でも、テレビ放送されて見て行く内に、捻り出したのでしょう、「頑張りが伺えるストーリー」に段々と面白さを感じる事ができるようになってきました。
生み出した「ジョン・マクレーン」という主人公に頼らず、「ストーリーにて、ストーリーにて」といった姿勢に好感です。
以前に記事では誉めていますが、『~4.0』はどちらかというと主人公の魅力に頼った、完全に"おんぶ"した作品だったと言えるかもしれません。

(記:スッタコ小僧)

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コメント

はじめまして。ダイハード1が傑作なの論を待たないのですが、個人的にはダイハード3も好きです。ストーリーの粗はありますが、マクレーン刑事の情けなさしょぼくれ臭(アル中で停職中で)。はリアルで良かったです。

ダイハード3の狭いエレベーター内での銃撃戦も、ビートたけしのソナチネ的でではありましたが、ダイハード臭。が出てました。ただ、孤立無援感が無くなったのと常に行動を共にする『相棒』が出来たのは、水谷豊ならともかく、ダイハードぽくなくなってしまった気がします

ダイハード4は、ダイハード3で時折みられた荒唐無稽感覚のみが拡大されてしまった感じで、残念でした。アクションのつるべ打ちでスカッとはしましたけど

コメントありがとうございます。

『ダイハード3』の「マクレーン」の変わり様には、私も吃驚しました。
ただ、『エイリアン3』の突然の囚人惑星登場など、変化ではなく、一過性/一瞬の意表を狙っただけの設定と感じ、また、妻「ホリー」が出ないのでその為の苦肉の策とも捉えられ、必然性を感じなかった。
『24 SEASON2』みたいに"立ち直り"でも描く時間もなく、序盤から「ジョン・マクレーン」はいつもの「ジョン・マクレーン」だったので。

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