【書籍】『悪意のM』読破
「スー・グラフトン」著、女探偵「キンジー・ミルホーン」が活躍する【推理小説】です。
今回、私生活ではかつてボディガードとして雇った探偵の恋人が帰ってくるイベントがあり、一波乱ありますが、事件自体は珍しくオーソドックスです。
大金持ちの父親が死亡し、遺産分配の為、昔に家から追い出した息子の一人を探してくる仕事を受けた「キンジー」。
運よく息子を見つけ、連れて来るも数日後に息子は何者かに殺害されてしまう。
容疑は彼の三人の兄弟達へ・・・・・・。
上記のような記載してみると良く見かける内容となっています。
設定の影響が強すぎたのか、昔の(推理小説)古典を読んでいる感触にて、著者のアルファベットシリーズらしさが事件側にはあまり感じられませんでした。
まあ、著者の事件らしさってどんなモノか聞かれても、うまく答えられないのですが、事件の内容・真相・雰囲気がちょっと違ったかな。
著者の作品は今、アルファベットでどこまで行っているのかな、そろそろ追いつくかな。
さて、最後にシリーズ感想(過去記事)へのリンクを──
『アリバイのA』
『泥棒のB』
『死体のC』
『騙しのD』
『証拠のE』
『逃亡者のF』
『探偵のG』
『殺人のH』
『無実のI』
『裁きのJ』
『殺害者のK』
『無法のL』
(記:スッタコ小僧)
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