【書籍】『<魔法の国ザンス(21)>アイダ王女の小さな月』読破
「ピアズ・アンソニイ」著、全ての生ける者が必ず一つ、自分だけの魔法を持つ世界「ザンス」を描いた【ファンタジー】小説です。
今回は、共存者がいなくなった隣の木に代わりの守護者を見つける為に旅経つフォーンの「フォレスト」の冒険を描いています。
そして、彼と一緒に旅するのは久しぶりに登場した夢馬「インブリ」、旅立つ場所はもう「ザンス」に描く場所がなくなったのか、なんと"新天地"へ飛び出します!!。
初期作品群の個々および全体に散りばめられた伏線──は、既に回収し終わってしまったのか、最近のシリーズ作品では見られないので残念です。
でも、一作品、とある人物/生物に焦点を当てた"大冒険"の持ち味は持続しています。
ただ、ちょっと本作にて「ある事」をし過ぎた感じがします・・・・・・全て"回収"してくれるのか、心配です。
私は大好きな【ファンタジー】小説ですが、生粋のファンタジー好きには「ダジャレ部分」がネックとなってしまう作品でしょうか。
そこさえクリアすれば、本シリーズの虜です。
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隣の木を守護する友人がとある事故によるいなくなってしまった。
このまま木が衰えていくのを防ぐ為、フォーンの「フォレスト」は対応策を求めて魔法使い「ハンフリー」の元へ。
「ハンフリー」から指示された次の目的地は・・・・・・「アイダ」王女の頭の周りを回っている"月"「プテロ」!?。
地上とは全く理が異なる新世界へ、案内役の夢馬「インブリ」と共に出発です。
果たして、「ザンス」の新たな未知の世界とは──。
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さて、最後にシリーズ作品の感想(ブログ初めてからの)へのリンクを──
『<魔法の国ザンス(18)>ガーゴイルの誓い』
『<魔法の国ザンス(19)>女悪魔の任務』
『<魔法の国ザンス(20)>魔王とひとしずくの涙』
(記:スッタコ小僧)
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