【書籍】『黒猫は殺人を見ていた』読破
「D・B・オルセン」著、<おばあさん探偵レイチェル・シリーズ>の第一作、【推理小説】です。
表紙の「<おばあさん探偵レイチェル・シリーズ>黒猫は殺人を見ていた」というタイトル。
B級映画みたいな長いタイトルだったので、内容面に不安があったのですが、読んでみると吃驚!!。
■犯人隠しのうまさ
⇒それだけ登場人物の扱いが○。(事件に関連は薄いと思われる人物も含めて)
■トリック使用あり
⇒大したトリックではありませんが、全くその登場を期待していなかっただけに…。
■意外と論理的
⇒屋根裏を這いまわったりする(年齢的にも)意外に活動的な探偵ですが、犯人の決め手は論理的。
■「タイトル」が活きている
"狭い"アパートの中で次々起こる事件と「おばあさん探偵」まで生死のピンチへ巻き込む展開にて、事件発生後はドキドキが続きます。
サスペンス要素…"動き"で、全く退屈しない作品となっています。
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姉の遺産相続の後見人(!?)として、ほそぼぞと暮らす老婦人「レイチェル・マードック」。(遺産相続人は……猫の「サマンサ」!!。)
ある日、姪「リリー」からの助けを求める電話を受け、彼女が住む海辺のサーフハウスへ向かう。
しかし、姪はなかなか事情を明かさない、そして、事件は起こる──。
生死の境を彷徨った「レイチェル」、姪を殺害し自分を襲った犯人を追う!!。
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(記:スッタコ小僧)
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