【書籍】『剣姫─グレイスリング─』読破
「クリスティン・カショア」著、"賜(たまもの)"と呼ばれる生まれながらの才能を持つ者(オッドアイにて識別可)が生まれる世界における"殺し"の能力を持つ姫の戦いを描く【ファンタジー小説】です。
シリーズで読んでいる作品以外、ここの所、面白い【ファンタジー小説】に巡り合えていないと思い、書店をキョロキョロ、そして見つけたのが本作です。(【SF小説】では和洋問わず、最近、色々な出遭いあり。)
期待通りの面白さにて、瞬く間に読み終わりました。
どうも本シリーズは三部作のようなので、早く続編が邦訳されることを望みます。
内容的に戦い、戦いというより、ロマンス風味が少し強めかなと私は感じました。
姫の圧倒的な能力を活かした戦いもありますが、人との戦闘より生き延びる為の自然との闘い描写の方が多かったかな。
また、最後の"ラスボス"との戦いは少し拍子抜けです。(残り頁数が少なかったので、続巻へ持ち越しかとハラハラ)。
でも、次第に明らかになる姫の"真"の能力からすると、その真価が存分に発揮された展開だったのかな。
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王都に王の名を冠する7王国。
その一つ「ミッドランズ国」には、その能力のゆえに恐れられている剣姫(つるぎひめ)「カーツァ」あり。
王の姪である彼女は王命にて、王に背く者を排除する表の顔と秘密組織を作り弱きを助ける"必殺仕事人"の裏の顔が──。
ある事件にて出遭った人物により、やがて「カーツァ」の運命が大きく動き出す。
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(記:スッタコ小僧)
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