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2011年7月24日 (日)

【書籍】『あわせ鏡に飛び込んで』読破

 「井上夢人(いのうえ・ゆめひと)」著のホラー、パズル、色々なテイストのミステリーが詰まった短編集です。

 "著者の作品"として私が読んだのは本作で2冊目ぐらいになるのかな、《一味違った不思議なミステリーを書く著者》という印象が私の中にはありました。
今作を読んで、記憶の印象と重なる雰囲気を感じとる事ができましたが、新たに感じたのは以下の通りです。

~綺麗にまとまっていて、冗長がない。~

 個々の作品が"ここ"しかない着地点に向けて、"一直線"です。
最後に"ピタッ"と嵌るパズル的な真相は見事なのですが、以前に私が魅力と感じた"不思議な"が大分、薄れてしまったなぁという感想です。
短編だから無駄を徹底的に削ぎ落としたのでしょうか。
事件の謎を解くパズル系の作品は良いのですが、ホラー系の作品では怖さが大幅に減少です。
向っている先がある程度、見えてしまうのは良いのですが、無駄なく綺麗にまとまっているだけに「不確定要素」の不気味さがない・・・・・・うーん、うまく言えないなぁ。

○「あなたをはなさない」

○「ノックを待ちながら」

○「サンセット通りの天使」

○「空き部屋あります」

○「千載一遇」

○「私は死なない」

○「ジェイとアイとJI」

○「あわせ鏡に飛び込んで」

○「さよならの転送」

○「書かれなかった手紙」

 収録先のあらすじを記載するとそれだけで真相が予測される内容を書いてしまうかもしれないので、割愛します。

(記:スッタコ小僧)

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