【書籍】『裁きのJ』読破
「スー・グラフトン」著、女性探偵「キンジー・ミルホーン」が"古巣"からの依頼にて偽装自殺した男を探索するシリーズ第十弾です。
前作の『無実のI』が私の中ではシリーズ最高潮でしたので、今作は"心配"の一冊でした。
何故かって、そうそうシリーズ作品にて"会心の一撃"を連発するのは難しいと思うので・・・・・・。
そんな"心配"は杞憂でした、前作にて著者、一皮むけたのでしょうか、今作も"会心の一撃"──に近いインパクトを私に与えてくれました。(最後の一仕掛けがGood!!。)
事件は事件で面白かったのですが、今作で気になるのは「キンジー」の身の上話です。
こちらは本作では"導入"なので、今後のシリーズ作品での"発展"が期待できます。
シリーズ読破スピードが上がってきました。
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旧事務所として間借りしていた保険会社の依頼──過去に詐欺により多額のお金を騙し取った事が発覚、自殺したと思われた男の探索に乗り出す。
首尾よく発見するも、再び消えた男。
しかし、トラブルに巻き込まれた息子や家族に会いにくると考え、根気良く捜査を続ける「キンジー」。
その努力が実り、男を捕まえたと思った矢先・・・・・・。
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さて、最後にシリーズの感想(過去記事)へのリンクを──
『アリバイのA』
『泥棒のB』
『死体のC』
『騙しのD』
『証拠のE』
『逃亡者のF』
『探偵のG』
『殺人のH』
『無実のI』
(記:スッタコ小僧)
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