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2011年6月 5日 (日)

【書籍】『狂い咲く薔薇を君に 牧場智久の雑役』読破

 「竹本健治(たけもと・けんじ)」著、高校生・・・は辞めてプロの碁打ち、副業は探偵!?の「牧場智久(まきば・ともひさ)」が真相解明で"ちょろり"と活躍する【推理小説】、短編集です。
捜査活動のメインは事件に巻き込まれる不幸な一年生「津島海人(つしま・うみひと)」と憧れの先輩「武藤類子(むとう・るいこ)」が行ないます。

 「痛快学園本格ミステリ」との記載があったのですが、いざ、読んだ感想はと言うと

~痛快ではない。事件の内容が重く、「類子」&「海人」&「智久」の三人のやり取りだけでは事件全体のダークさを払拭できず。~

 トリックも「ズコッ」となるものや、説明が不十分というか問題出題にバランスが取れていない・・・・・・。
事件現場の見取り図を入れるなら、思い切って全部の事件に入れてしまえば良かったのに──。
(最後の事件は「ホワイ・ダニット」なので不要ですが・・・・・・。二番目の事件に入っていなかったのは納得いかない。初めは読み飛ばしたのかと見直してしまった。)
ミスリード用なので、挿入する事件を絞ったのでしょうか。
逆に見取り図があった方が、真相披露で「成る程」と感じられる事件についておらず、ストレスが溜まりました。

 描かれている学園(&登場人物 ※探偵含む)は特段、魅力がなく、また事件のトリックも格別興味を引く部分もない・・・・・・。
強いて良い点を挙げるとすると・・・・・・「イラストが"今"向きなのかなぁ。」。

 『キララ』シリーズみたいに著者の意外な一面が見られると思ったのですが・・・・・・格別、大きなインパクトがなくて残念です。

(記:スッタコ小僧)

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