【書籍】『死との約束』再読
「アガサ・クリスティー」著、休暇&旅行中の「ポアロ」がまたしても事件に遭遇、老婦人の変死事件をたった一日でスピード解決の【推理小説】です。
事件関係者の"それぞれの嘘"から、事件の真相を導き出す手腕──痺れます。
意外な犯人とロマンス&大団円、やはり「クリスティー」作品って、「いいものですね。」と再認識です。(まだまだ再読対象もあるしね。)
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「ポアロ」が窓を閉めにいった際に聞いた不穏な台詞から物語は始まる。
母親に抑圧され、精神的に追い詰められた一家。
抗う気力が失われた長男と一人呪縛に抗う嫁。
事態を不安に思う長女と恋により抗う気力に目覚めた次男。
妄想へ逃避する極めて不安定な次女。
旅行中の「ボイントン」一家は独特の緊張感を漂わせて、二人の医学博士の興味を惹く・・・・・・。
やがて、発生した「ボイントン」老婦人の変死事件。
胸を患っていた事から病死かと思いきや、一人の医学博士の証言にて一変する──。
「明日には解決する」と豪語する「ポアロ」、謙虚を知らない名探偵、果たして有言実行なるか。
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さて、最後に著者の作品リスト(過去記事)へのリンクを──
(記:スッタコ小僧)
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