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2011年5月 7日 (土)

【アニメ】『装甲騎兵ボトムズ 孤影再び』を見た/再見

 あの予告編を見たら、見たくなるでしょ!!──"赤い耐圧(熱?)服を着た兵士"、奇跡の強運「キリコ・キュービー」がvs.「AT 250騎」という看板を掲げて帰ってきました。
さて、今回の感想は2つに分けて記載します、テレビシリーズと本作を繋ぐOVA『赫奕たる異端』を見る前と見た後と。

----《OVA『赫奕たる異端』を見る前》----
 見た事のないカットが続いて、「えっ、テイタニア」って誰!?。
どうやら「キリコ」を追っている人間以上の身体能力を持った男らしいが──。(後で女性だと気づく。)

──という具合に「???」が多くありましたが、「キリコ」が登場してからは「テイタニア」については、《ほぼ忘却状態》となるので大丈夫です。

 まずは「AT」なしでの戦いで、度肝を抜く。
そして、母親&父親となった「ココナ」&「バニラ」、"おじいちゃん"となった「ゴウト」との再会。
加えて最後は、「バニラ」一家の町を守る為、たった一騎の「AT」で戦いに挑む!!。

 こんな展開で"熱く"ならないはずはない、どんな戦いを見せてくれるのかと思ったら・・・・・・あれっ、"乱入者"あり、あれれっ、複数の勢力の混戦状態へ
「キリコ」操るスピード感溢れる「ボトムズ」アクションも終盤はストップし、「ヒューマン!?・ドラマ」へ方向転換です。
んんっ、個人的にはあの予告前半の燃え上がるBGMでのアクションをバリバリ期待していたのですが、予告編後半の哀愁漂う歌声に合った展開へ。
ある意味、予告編通りなのですが「テイタニア」が分からない私には《いまいち、物足りない作品》となりました。

----《OVA『赫奕たる異端』を見た後》----
 納得、そして初見では得られなかった満足感を得ました。
「テイタニア」・・・・・・出遭いは戦場、そして別れも戦場とは、なんて刹那的な接触、そして"切ない"想い。
エンディングで流れた映像が一層、際立ちました。
 さて、再見にて映像と演出にも色々と目が配れました。
ストップ、拡大などが盛り込まれて映像的に色々と目立った強弱がありました・・・・・・ちょっと、その使い所は疑問ありですが。
「AT」はCG、硬質感アップですが、『赫奕たる異端』で見た手書き感溢れる「AT」が捨てがたいと思っている自分がいます。
 なにわともあれ、「テイタニア」に"決着"をつけてくれた製作陣、良かったと思います。

 ただ、一点、パッケージに不満点が・・・・・・ネタバレし過ぎです。
パッケージの絵といい背面の「砂漠の流星が奴を呼ぶ。」など。
後者は兎も角、前者の絵は本作の"肝"、"結末"となる場面そのままだし・・・・・・。

 『装甲騎兵ボトムズ』・・・・・・設定&内容的にスカッと大団円は"合わない"作品なので、いつも"苦い"印象を残します。
──が、その味を守っている点が魅力となっているのも事実。
いつ見る事になるか分かりませんが、『幻影篇』を楽しみにしています。

(記:スッタコ小僧)

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