【書籍】『復讐の女神』再読
「アガサ・クリスティー」著、悪を感知する老婦人──「ミス・マープル」がピンクのスカーフをヒラヒラっと活躍する【推理小説】です。
『カリブ海の秘密』で知り合った大富豪「ラフィール」氏からの遺言(依頼)・・・・・・その依頼を受け、目的も分からぬままに旅に出る「マープル」。
彼女を待ち受ける事件とは──。
~~事件が始まる、いや分かるまで長く、少し"じれったい"作品です。~~
ちょっと前置きが長く、著作の作品にしては珍しくテンポの悪い作品です、そして後味も。
ただ、その影響で本作のタイトルの"凄み"が際立っています。
いつもの著者作品のイメージに合わない暗さですが、「ミス・マープル」の真骨頂、人間観察&経験が活かされる犯人探しの"技"を魅せてくれている作品です。
「ミス・マープル」の長編再読は、最後の作品『スリーピング・マーダー』を残すのみです。
さて、最後に著者の作品一覧へのリンクを──
(記:スッタコ小僧)
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