【書籍】『花物語』読破
「西尾維新(にしお・いしん)」著、人間⇒吸血鬼⇒人間(+吸血鬼)となってしまった高校生「阿良々木暦(あららぎ・こよみ)」が関わった怪異と人々の新章/後日譚シリーズ。
今回の主役は後輩「神原駿河(かんばる・するが)」です。
その性格上、明るく、健全(の逆)!?の笑い含みのストーリーを期待していたのですが・・・・・・いやぁ、予想を裏切ってくれるなぁ。
~「阿良々木」は卒業し、語り手「神原」による真面目で心当たりのある、少し苦い話の始まり~
最後の最後の「阿良々木」の言葉に納得の○○物語──期待のシーン(おちゃらけトーク)は全くなかったけれども、読み終わると不思議と本シリーズ"らしい"との印象&余韻を残す。
ただ、正直言うとこの手の"異色"の回は今作のみで、次回はいつも通り"弾けて"著者の趣味を爆発させて欲しいです。
~~~
先輩達が去り、高校三年生となった「神原駿河」。
未だ元に戻らない左手と付き合う日々、しかし、そんな彼女にある"噂"話が到達する・・・・・・「悪魔様」!?。
ネーミングに似合わず数々の悩み事を解決するも、報酬を受け取らない奇妙な人物。
「神原駿河」、「阿良々木」に代わり、いや自身の為に件の人物の正体&目的を暴く為、調査に乗り出す。
~~~
さて、最後に本シリーズの感想(過去記事)へのリンクを──。
それにしても、著者も作品リリーススピードが速いなぁ。
『化物語[上][下]』
『傷物語』
『偽物語[上][下]』
『猫物語(黒)』
『猫物語(白)』
『傾物語』
(記:スッタコ小僧)
« 【アニメ・ゲーム】4月1日(金)~4月6日(水)雑記 | トップページ | 【アニメ・ゲーム】4月7日(木)~4月10日(日)雑記 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 【書籍】『人形館の殺人』再読(2023.01.28)
- 【書籍】『ロボット・イン・ザ・ガーデン』読破(2023.01.28)
- 【書籍】『運命 二人の皇帝』再読(2023.01.21)
- 【書籍】『まだ見ぬ敵はそこにいる ロンドン警視庁麻薬取締独立捜査班』読破(2023.01.21)
- 【書籍】『彼と彼女の衝撃の瞬間』読破(2023.01.14)
« 【アニメ・ゲーム】4月1日(金)~4月6日(水)雑記 | トップページ | 【アニメ・ゲーム】4月7日(木)~4月10日(日)雑記 »
コメント