【書籍】『九尾の猫』再読
「エラリイ・クイーン」著、推理小説作家「エラリイ・クイーン」とその父親「クイーン警視」がニューヨークを恐怖のどん底に突き落とした絞殺魔──通称「猫」に戦いを挑む【推理小説】です。
久しぶりに「エラリイ・クイーン」が読みたくなり、手に取りました。
当初は国名シリーズのいずれかを再読するつもりでしたが、国名シリーズは、どれも内容を鮮明に憶えているので・・・・・・。(それでも伏線探しなど再読の楽しみは多々あるのですが。)
本作は事件の内容とタイトルは鮮明なのですが、どのような犯人&解決だったかが、いまいち記憶に残っていなかったので、再読対象となりました。
~うーん、記憶に残らないわけだ・・・・・・初回、読んだ当初はインパクトはあっただろうけど。~
舞台、犯人、被害者をニューヨーク全体に広めている影響か、真相到達への経緯については、いまいち"カチッ"と来ません。
最後の最後の謎も、既読の私にとっては、終盤にその種明かしに関わる部分が長く、テンポが悪いと感じてしまいました。
文章の長さ的には読みごたえがあったけど、ちょっと期待していたより楽しめなかった再読でした──残念。
~~~
ニューヨークに緊急事態!!。
事態を憂慮した市長は特別捜査官に「エラリイ・クイーン」氏を起用。
しかし、事件は続く・・・・・・被害者の共通点が見えず、無差別に絞殺を繰り返す「猫」と呼ばれる殺人者。
市民はパニック状態寸前・・・・・・果たして、全く手掛かりの見えない事件に「エラリイ」、前回の事件にて失った探偵能力&意欲、復活なるか!!。
~~~
(記:スッタコ小僧)
« 【アニメ】『宇宙ショーへようこそ』を見た | トップページ | 【アニメ】『機動戦士ガンダム/第08MS小隊 ミラーズ・レポート』を見た »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 【書籍】『心霊探偵 八雲 ANOTHER FILES 嘆きの人形』読破(2022.08.14)
- 【書籍】『ねじれた家』再読(2022.08.14)
- 【書籍】『鏡面堂の殺人~Theory Relativity~』読破(2022.08.12)
- 【書籍】『心霊探偵 八雲 ANOTHER FILES 亡霊の願い』読破(2022.08.12)
- 【書籍】『ポジオリ教授の事件簿』読破(2022.08.07)
« 【アニメ】『宇宙ショーへようこそ』を見た | トップページ | 【アニメ】『機動戦士ガンダム/第08MS小隊 ミラーズ・レポート』を見た »
コメント