【書籍】『ランボー・クラブ』読破
「岸田るり子」著、「アルチュール・ランボー」の詩に魅せられた「菊巳(きくみ)」少年──かの少年が自分の名前に疑問を持った時、事件は始まる・・・・・・【推理小説】です。
成績は優秀だけど現在は登校拒否中の少年「菊巳」を取り巻く謎、周りで起こる不気味な予告と不審死──。
何故、普通の少年の周りで・・・・・・と言った謎で終盤まで、惹きつけてくれる作品です。
~なので、無理な"密室"は不要だったのでは──。~
【推理小説】ファンとしては確かに欲しい気持ちはあるけど、本作とはミスマッチです。
動機の謎、しかもそのスケールの大きさだけでお腹一杯、苦肉ともいうべき密室トリックは違和感が残ったのみでした。
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「菊巳」少年は色覚障害・・・・・・ある日、インターネットで見つけた「アルチュール・ランボー」の詩に猛烈に惹きつけられる。
何故か、原文が読める!?、何故、フランス語が──そして、自分は昔、色が見えていた事、加えて今の名前に違和感を憶える。
少年と母親、彼ら──いや、少年に秘められた謎とは!?。
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(記:スッタコ小僧)
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