【書籍】『妄執』読破
「リンダ・フェアスタイン」著、ニューヨーク地方検事補「アレックス・クーパー」が危機&危機の【推理小説】です。
本作はシリーズ第4弾で、私は第1弾のみ読んだ事があります。
第1弾は私にとってはとても思い出深いというより、記憶に深く刻みついた作品・・・・・・。
何故かというと購入した際、乱丁だったので──いやぁ、珍しい事もあるんだなぁ。
上記があまりにインパクトが大きかったのか、決して内容は悪くなかったと思うのですが、第1作のストーリーは全く憶えていません。
まあ、乱丁だった以外、悪い印象はないので、面白ければ本シリーズ読み進めようと手に取ったのですが──
~どうしちゃったんだろう、ただ「アレックス」は色々な事件を抱えて忙しそう。~
ぐらいの感想しか浮かばない。
複数の事件を抱えて大変な「アレックス」、それの複数の事件が関連してくるのかと思ったら、単に「アレックス」の忙しさ描写。
恋人である記者「ジェーク」との色恋、良い相棒「マイク・チャップマン」刑事の恋、もろもろ詰め込んで本のサイズ自体は読み応えある頁数になっているのですが、"重い"だけ!?。
事件も犯人もほとんど印象に残らない・・・・・・辛うじて、あまりに○○な動機だけが記憶に残りました。
謎解きと言うよりは「アレックス」の私生活と仕事の忙しさの日々を眺め、いつの間にか事件の渦中、危険の中へで「さあ、どうする、さあ、どうぞ」の展開で、なんかダラダラと読んだだけになってしまった。
色々な出来事、事件が起こっているわりには本当に「起こっているだけ」・・・・・・犯人も全く印象に残らず。
はあぁ~。
~~~
「アレックス」が以前、担当していた夫の暴力に苦しんでいた政治学科教授「ローラ・ダコタ」の死体が故障したエレベーター内にて見つかる。
「ローラ」は「アレックス」とは別の検事の協力の元、殺し屋を頼んだ夫を逮捕する罠に成功した後の出来事──。
「ローラ」の死の真相を究明すべく、「ローラ」が研究していたルーズヴェルト島に興味を持った「アレックス」。
「ローラ」の死は嵌められた夫の仕業!?、それとも大学内にて何かが起こっているのか──。
~~~
(記:スッタコ小僧)
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