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2011年1月29日 (土)

【書籍】『バートラム・ホテルにて』再読

 「アガサ・クリスティー」著、人間観察眼&経験、そして衰えない好奇心が魅力の老婦人「ミス・マープル」が活躍する・・・・・・いや、本作では"活躍不足"の【推理小説】です。

 前作『カリブ海の秘密』で見せてくれた"あの雄姿"はどこに──。
主人公の活躍しない作品程、つまらない作品はありません・・・・・・「クリスティー」作品には比較的、採点が甘い私ですが、ちょっと本作は厳しいです。
休暇中の「ミス・マープル」、いつもの覇気&好奇心がなかったといった所でしょうか・・・・・・。
まあ、「ミス・マープル」が積極的に動かなかった事から、著者には珍しく"苦い"結末となっている作品と言えなくもないけど。(いつもと違う終わり方・・・・・・そこが今作での著者の狙いだったのかも知れませんが。)

 事件の内容も興味を引きづらく、また事件が起こるまでが長いこと、長いこと。
いつものテンポが感じられず、心持ち私の読むスピードも鈍りました。

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 古き英国の雰囲気、佇まいを再現し、お客を惹き付けるホテル、「バートラム・ホテル」。
甥夫婦の好意により、懐かしのホテルへ滞在する事になった「ミス・マープル」はそこで"その場所"に合わない面々と出くわす。
とある母娘の事情、確執から、やがて事態は世間を騒がす強盗集団へ繋がっていき、そして殺人が発生する。
~~~

 本作では「ミス・マープル」はただの観察者、メインで動くのは「おっさん」と呼ばれる腕利き「フレッド・デイビー」主任警部です。
うーん、「ミス・マープル」を出さずにノンシリーズだった方が良かったなぁ~。

 さて、最後に著者の作品一覧(過去記事)へのリンクを──

『アガサ・クリスティー百科事典』

(記:スッタコ小僧)

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