【書籍】『雲をつかむ死』再読
「アガサ・クリスティー」著、時にはキューピッド役も兼ねる名探偵「ポアロ」が活躍する【推理小説】です。
~バリエーション豊か、そして"欺き方"がうまい!!~
今度は飛行機の中が舞台、いわゆる密室の限定された容疑者達の中、「ポアロ」が乗客達の荷物から見事な推理を披露してくれます。
(映像で見ていたら、アッと言う間にトリックが分かる作品かもしれませんが・・・・・・。)
本作では著者お得意の"ロマンス"に一捻りある他、事件が解決せずいつまでも容疑者のままによる影響を描くなどちょっと趣きが異なる部分あり。
事件を自分たちで解決しようと奮闘する若い二人の冒険もあり、飽きさせません。
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飛行機の中にて有名な金貸しの婦人が毒殺された!!。
その方法はなんと「吹き矢」!?──飛行機の狭い中、誰も犯人が「吹き矢」が吹く姿を目撃していないとは・・・・・・。
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明かされると「なんて事はない」、有名なトリックなのですが著者の料理の仕方がやはりうまいから、面白いんだろうなぁ。
(記:スッタコ小僧)
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