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2010年9月25日 (土)

【書籍】『この町の誰かが』読破

 「ヒラリー・ウォー」著、「MWAグランドマスター賞」受賞の【警察小説】──いや、とある町の【ドキュメンタリー小説】です。
結構、"受賞"という言葉に釣られる私ですが、本作は純粋に「著者の名前」で手に取りました。

渋い表紙の本──私が最初に出会った時の著者の"本"(表面)の感想です。
その後、中を読んで吃驚──それまで、レトロ感溢れる古典(!?)の推理小説ばかり読んでいた私には強烈なインパクトでした。
現代&日常溢れる中のそんなに特異ではない事件・・・・・・しかし、犯人を特定していく捜査、捜査、論理、論理の展開に魅了された記憶があります。

しばらく読んでいないので、その感覚が忘れがち。
そこで、久しぶりに著者の作品を手に取ったのですが・・・・・・

~ドキュメンタリー色が強すぎた・・・・・・町が内包する色々な問題については確かにインパクトあり。~

でも、今回、期待したのは"それ"ではないんだよなぁ~。

全編、町に住む色々な人々の独り言、または会話のみで進む異色の作品です。
台詞だけで描写する手腕、そして浮き彫りにされた色々な問題&問題提起には確かに脱帽ですが、もう少し"手法(書法!?)"ではない面での著者の魅力を見せて欲しかったです。

~~~~
平和な町「クロックフォード」で発生した一つの殺人事件。
当初は流れ者の仕業かと思われたのですが・・・・・・。

疑心暗鬼に囚われた町の人々達の狂気と言わないまでも、狂い始めた日常。
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身近で且つ不気味な怖さを感じさせた作品です。

(記:スッタコ小僧)

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