【書籍】『輪環の魔導師7 疾風の革命』読破
「渡瀬草一郎(わたせ・そういちろう)」著、幻とも言われた魔導具「還流の輪環(ソリッド・トーラス)」を体内に宿した薬師「セロ」と彼を守る一行を描いた【ファンタジー小説】です。
色々と世界に秘められた謎、単純に"悪"とは割り切れない魔族、数々の魔導具達とストーリーが進む毎に魅力が増してくる作品です。
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六賢人"楽人"「シェリル」の浮遊庭園に保護された一行。
魔族は人種問題による反乱が続く「サイエントロフ」で迫害を受ける「ナクバ」族に協力中。
「還流の輪環」を狙い、「セロ」および「セロ」を守る"魔人"の弟子「アルカイン」達を襲った"聖人"に使える「ロンドロンド騎士団」。
色々な陣営の思惑が絡まり、三者が僧院に集う・・・・・・果たして僧院に隠された秘密とは──
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と書きましたが、三者が僧院に集った"良い所"で続くとなってしまう、気になる最後で終わっている本作。
数百年前の"大罪戦争"の秘密も気になるし、魔族の目的も気になる、そして「サイエントロフ」の内乱の行方も気になる──早く続きが読みたくて仕方がありません。
~「セロ」の保護者!?、「フィノ」の暴走っぷりが少し抑え目だった点がちょっと残念だったかな。~
最後に前作までの感想(過去記事)へのリンクを──
『輪環の魔導師 闇語りのアルカイン』
『輪環の魔導師2 旅の終わりの森』
『輪環の魔導師3 竜骨の迷宮と黒狼の姫』
『輪環の魔術師4 ハイヤードの竜使い』
『輪環の魔術師5 傀儡の城』
『輪環の魔導師6 賢人達の見る夢』
(記:スッタコ小僧)
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