【書籍】『誘拐』読破
「ロバート・B・パーカー」著、私立探偵「スペンサー」が捜査を描く【ハードボイルド】小説、シリーズ第二弾です。
著者の名前と探偵の名前は"ちらちら"と聞いていたのですが、読んだ事がありませんでした。
第一作目が見当たらなかったので、第二作目から読み始めです。
残念ながら、著者独自の部分と言った点が感じられませんでした。
今まで私が読んだ作品の"どちらが先か"は分かりませんが・・・・・・。
でも、何か著者独自、シリーズ独自の爪跡を私に残して欲しかったなぁと思います。
問題提起(本作では家族問題)と事件を絡めた、地道に捜査する探偵モノ。
頭を捻る部分はなく、終盤の"決闘"は読み所ですが、それ以外は探偵の大人の付き合いが占める作品です。
別に驚愕の結末を期待して本作を読んだわけではないのですが、あまりにも予想通りに進むとちょっと・・・・・・。
まあ、描写自体は深く内面に踏み込まず"ドライ"な点で退屈せず、読むスピードが劣化せずに読み終わることができました。
(記:スッタコ小僧)
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