【書籍】『オリエント急行の殺人』再読
「アガサ・クリスティー」著、推理小説のトリック史にその名を刻み込んだ長編【推理小説】です。
数々の混乱する証言の中から真相を見抜く名探偵「ポアロ」──うーん、改めて活字の魅力を再認識です。
~本作については、まず映画化された作品にて知りました。~
記憶が確かならば、それが「ポアロ」と私の出遭いだったんだと思います。
その後、小説とテレビ版にて前述の映画化作品の「ポアロ」とのギャップにしばし苦しむ事になりましたが・・・・・・イメージ違うじゃん、と。
でも、映画化作品がなければ、こうして「アガサ・クリスティー」作品と長い付き合いになる事もなかった──貴重な経験です。
小学校の図書館などにあった『ルパン』シリーズや『少年探偵団』シリーズに"ドキドキ"しつつも、テレビ2時間モノの推理ドラマ(サスペンス劇場など)に"飽き飽き"していた時・・・・・・・大きな転換点だったなぁ。
「アガサ・クリスティー」作品を読み始めたのですが、本作については映画にて既に結末を知っている事から、読むのは後回し──かなり終盤まで読まなかったと記憶しています。
「もったいない事をした・・・・・・」と今では思っています、もっと読み返しできたのに。(再読が苦にならないのが「アガサ・クリスティー」作品の長所の一つ)
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珍しく満席近くとなっていた冬のオリエント急行内で殺人事件が発生した。
死体には複数の刺し傷・・・・・・激情にかられた人物の仕業か!?。
大雪により閉ざされた列車内での犯人探し・・・・・・数々の乗客達の証言。
大仕事の後、ゆっくり帰宅しようとした最中に急用にてオリエント急行に乗車した「ポアロ」。
果たして、「ポアロ」は真相に辿り着けるのか──。
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最後に著者の作品一覧へのリンク(過去記事)を──
(記:スッタコ小僧)
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