【書籍】『ソウル・コレクター』読破
「ジェフリー・ディーヴァー」著、《捜査中の事故により四肢麻痺となった凄腕【鑑識】「リンカーン・ライム」を中心としたチーム》vs.《情報を知り、操作する殺人犯「未詳522号」》を描いた【ジェットコースター・サスペンス】です。
~少し物足りなかった。~
というのがまず、浮かんだ感想です。
犯人との攻防はいつも通りの緊迫感だったのですが、何が足りなかったのか・・・・・・。
~前作の犯人と比較すると「ライム」の相手としては"知力"不足だったことかな。~
情報収集と情報操作により、自身が犯した罪を無実の人に押し付ける恐ろしい犯人。
被害者および生贄(無実の人)の名前に奇妙な番号をつけて呼ぶ犯人、その情報収集手段とは!?。
"知識(情報)"により何とか「ライム」と渡り合っていたという感じがして、騙し騙し合いの追跡劇がちょっと頭の回転不足でした。
また、今回の【どんでん返し】と犯人にはちょっと拍子抜けだったし──。
その代わり、今回、扱った/中心となった題材は面白かったです。
でも、本シリーズの醍醐味は題材ではなく、前述【どんでん返し】だしね。
(記:スッタコ小僧)
« 【映画】『スクール・オブ・ロック』を見た | トップページ | 【書籍】『カンナ 吉野の暗闇』読破 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 【書籍】『ギデオン─第九王家の騎士─』読破(2023.02.05)
- 【書籍】『ピクニック・アット・ハンギングロック』読破(2023.02.05)
- 【書籍】『天使たちの課外活動9 極光(オーロラ)城の魔法使い』読破(2023.02.05)
- 【書籍】『人形館の殺人』再読(2023.01.28)
- 【書籍】『ロボット・イン・ザ・ガーデン』読破(2023.01.28)
コメント