【書籍】『カンナ 吉野の暗闇』読破
「高田崇史(たかだ・たかふみ)」著、忍術は使えないが伊賀忍者の流れを汲む「鴨志田甲斐(かもしだ・かい)」(「かもしぃ」)&忍犬「ほうろく」(「グーパンチ」)、巫女アルバイト「貴湖(たかこ)」、甲賀流を汲む「竜之介」のカルテット。
3人+1匹の人および歴史探索(殺人事件遭遇付)の【推理小説】です。
著者の別シリーズ『QED』も最近、扱う題材が固定化してきましたが、それまでのシリーズ作累積の影響か、若干、途中からの参入は難しくなっています。
本作では扱うテーマと描かれ方も分かり易くなり、入門し易い作品に様変わりです。
前述の登場人物の設定と展開(若干のアクションあり)も手伝い、ボリューム(文字量)も抑え目な本作、お薦めです。
本作では、奈良の吉野を舞台に「役小角(えんのおづぬ)」の正体に迫ります。
最後に今まで読んだ本シリーズの感想(過去記事)へのリンクを──
(記:スッタコ小僧)
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