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2010年4月23日 (金)

【書籍】『原始の骨』読破

 「アーロン・エルキンズ」著、"骨"に纏わる事件に巻き込まれ、そして事件の謎を紐解く──通称「スケルトン探偵」こと人類学教授「ギデオン・オリヴァー」が活躍する【推理小説】です。

 簡単に感想を言うと

~安定して読める作品です。~

~~~
 今回は、太古の骨大発見の地であるジブラルタルで行なわれる記念行事に妻「ジュリー」と訪れた「ギデオン」。
そこで何者かに命を狙われるハメに!?。
果たして、犯人の狙いは・・・・・・。
~~~

 サスペンスも混じり、なかなかスリリングな展開となっています。
しかし、正直言うと骨に関するネタが尽きたのか、マニアック過ぎるのか──シリーズを重ねるにつれて骨に関する推理部分についての"驚き"は正直、減少しています。
特に今回の動機は、「あの事件を知っている日本人」ならば容易に推測できてしまう・・・・・・。

ただ、上記を踏まえていても読むスピードは衰えずに最後まで読み進められた点は、著者の"文章力"のなせる技なのでしょう。

 最後にブログを始めてから読んだシリーズ作品の感想(過去記事)へのリンクを──

『水底(みなそこ)の骨』
『骨の城』
『密林の骨』

(記:スッタコ小僧)

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