【書籍】『殺意は砂糖の右側に』読破
「柄刀一(つかとう・はじめ)」著、IQ190の天才「天地龍之介(あまち・りゅうのすけ)」が活躍する【推理小説】、短編集です。
・うーん、「痛快本格ミステリー」と銘打ってありますが、何をもって「痛快」としているのやら。
・事件の内容も「IQ190」の天才を引っ張り出すのではなく、理科実験好き少年探偵または「でんじろう先生」でも持ってきたら。
やれやれ、やってしまった──何故、著者の作品だとこうも"キツイ"言い方になるのだろうか。
『奇跡審問官アーサー』シリーズで幾分は緩和してきているものの、『御手洗潔 対 シャーロック・ホームズ』で受けた悪印象はまだまだ回復せずといったところでしょうか。
なのであまり本作について適切な感想を述べるのが難しい状態です。
少し冷静になって思い返すと
・色々な豆知識が習得できる。
・問題──つまり、事件の作成がちょっと・・・・・・
回答から問題──つまり、使いたいトリックから事件の内容をおこす際にもう少し何とかならなかったものか。
「色々な豆知識」部分が時には"嵌る"物があった為、時々はシリーズを継続して読もうかなと思います。(そもそも本作品を手に取ったのは新たなに読み進めるシリーズ作品はないかと物色していた所、結構な冊数シリーズが溜まっている作品だったので。)
(記:スッタコ小僧)
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