【書籍】『GOSICK─ゴシック─』読破
「桜庭一樹(さくらば・かずき)」著、探偵役は人形と見紛うばかりの美少女──喋ると老婆声&辛辣な口調でバッサリ、パイプを燻らす「ヴィクトリカ」。
助手役兼護衛(!?)役は東洋からやってきた軍人家系三男坊「九城一弥」、少女と少年が巻き込まれる事件を描く【推理小説】です。
初っ端から「密室殺人」を持ってきますが──物足りない。
この調子の"謎"が続くのはちょっと・・・・・・と思っていたら、船上で死のトラップとの《サバイバルゲーム》へ転換。
それでも使われている"謎"は時には【ゲーム】でも既出のモノからあまり変換/装飾していないトリックで、発生している事件の推理はちょっと私には楽しめませんでした。
ただ、昔の事件の"動機の謎"には「おおっ」と光るモノがありました。
「船上でホラー」よりも「古城(とか)で怪奇」を期待して手に取った作品だったのですが・・・・・・。
まあ、余計な/冗長部分がなく「タッタカ」ストーリーが進む、とても読みやすい作品です。
(記:スッタコ小僧)
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