【書籍】『ガーディアン』読破
「石持浅海(いしもち・あさみ)」著、姿が見えない不思議な力──「守護者(ガーディアン)」の出てくる【ファンタジー&推理小説】です。(まあ、JoJoの「スタンド」みたいなモノ。)
◇「勅使河原冴(てしがわら・さえ)」を護る「ガーディアン」とは──。
幼い頃に死んだ父親との指切り・・・・・・「お前を護っているからね。」。
その言葉通り指切りした小指が疼くとき「ガーディアン」が発動する。
ただし、その能力は
~害意のない場合にはバリアー(防護壁)に徹し、害意のある攻撃に対しては利子をつけて跳ね返す~
のがルール。
短期間の業務改善プロジェクトメンバに選ばれた「冴」。
電車へ向かう階段にて小指が疼く・・・・・・知り合って間もない同僚が墜落死する。
小指の疼きにより「ガーディアン」の仕業と分かるが何故──数週間しか知らない同僚が自分に害意を抱くのか?。
◇「栗原円(くりはら・まどか)」を護る「ガーディアン」とは──。
友人の付き合いで郵便局へ来た「円」。
そこに銀行強盗後、事故で車をなくした拳銃を持った銀行強盗達が──。
入り口にいた「円」達にぶつかり、逆上する犯人、向けられる銃口・・・・・・「ガーディアン」発動です。
ちょっと《非現実的な要素を入れた推理とサスペンス作品》となっています。
謎部分がちょっと物足りない点と表紙からは「ハートフル」な作品(※)かなと思ったのですが、「ガーディアン」の反撃があまりにも凄まじいので「ほんわか」となる作品ではありません。
※「道をあるく後姿の制服少女の左後ろに半透明の傘をさした男性が寄り添う写真」
(記:スッタコ小僧)
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