【書籍】『クラシックシリーズ5 千里眼の瞳 完全版』読破
「松岡圭祐(まつおか・けいすけ)」著、臨床心理士「岬美由紀」が活躍するシリーズ第5弾です。
前作から《雰囲気一変》・・・・・・成る程、各巻色々趣向を凝らしているんだなあ。
本作では
(1)宿敵との決着
⇒今までの展開からするといやに「あっさり」ですが、そこが「岬」の成長を感じさせる。
(2)新たな【敵(!?)】【達(!?))】との遭遇
⇒敵か味方か・・・・・・新たな人物、そしてついに姿を見せた人物と。
(3)自衛官時代の「岬」、自衛官をやめた事件(過去の回想)
と色々詰め込まれている中、特に(2)は色々考えさせられる展開──いつもと比較して全体的に《静か》ながらも読後の余韻が長く続く内容となっています。
(まあ、もちろん「岬」のお約束!?──いつもの超人的な活躍もあります。あまりのヒーローっぷりにちょっと苦笑・・・・。)
本作にて
■いくらか人間味溢れる人物に戻ってきた(!?)「岬」
⇒若干、読者から離れ気味だった超人が少し親しみ易く。
■更に(心も)強くなった「岬」、今後の大活躍が楽しみ
⇒どんな強敵、事件が待ち受けるのか期待大。
話的には「ひと休憩」なのですが、次巻への期待を大きく煽る作品となっています。(【ナイス送りバント】といったところでしょうか。)
(記:スッタコ小僧)
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