【書籍】『バスカヴィル家の犬』再読
「コナン・ドイル」著、名探偵「シャーロック・ホームズ」が活躍する【推理&冒険】小説です。
有名かつその内容が広く伝わって色々な所で使われるあまり、再読の対象とならなかった本作ですが「シャーロック・ホームズ」シリーズ全体読み返している期間なので久しぶりに手に取りました。
いやあ、結構中身忘れているなあ~
思っていたより【魔犬】の出番は少なく、最後の最後にやっとお披露目です。
それまでは知能犯に出し抜かれる「ホームズ」、一人護衛についた「ワトソン」が遭遇する色々な出来事にて占められています。
モチーフを使っている他の作品(【アニメ】など)にて、【魔犬】&その姿ばかり印象に焼きついてしまったんだなあ。
読み返すと確かに【魔犬】が本作の《キー(鍵)》ですが、前述のように登場は最後の最後。
それまでの「ワトソン」と「ホームズ」の捜査内容と狡猾な犯人を捕まえる為の策略に【妙】あり。
「バスカヴィル家」当主「チャールズ従男爵」変死・・・・・・恐怖の表情で死因は心臓発作。
近所に住み親しい友人である「モーティマー医師」は、死体の近くに大きな犬の足跡を見つける。
「バスカヴィル家」に伝わる【魔犬】伝説、そして最近になり近隣の百姓達が見かけたというその姿──。
【魔犬】の到来か!?、事件に不安を感じた「モーティマー医師」は「シャーロック・ホームズ」の元へと訪れる。
次期当主としてやってくる「ヘンリー従男爵」に迫る影、別事件にてロンドンを離れられない「ホームズ」に代わり「ワトソン」一人が「ヘンリー従男爵」と一緒にかの「バスカヴィル館」へ。
果たして「ホームズ」&「ワトソン」の二人は「ヘンリー従男爵」を護り、事件の真相を暴く事ができるのか──。
(記:スッタコ小僧)
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