【書籍】『怪盗紳士ルパン』再読(?)
「モーリス・ルブラン」著、フランスの大泥棒「アルセーヌ・ルパン」の活躍を描く【冒険&本格推理】小説です。
訳者「平岡敦」さんも「あとがき」にて記載していますが、
本当に今読んでも《色褪せない》
作品です。
最新訳との事で、訳者「平岡敦」さんのお陰かも知れませんが、全く《古臭さを感じさせない》作品となっています。
いずれの話も《古今東西の推理小説の骨子(ベース)》となる内容ながらも、《新鮮味》を味わえるのは何故・・・・・・。
主人公の「ルパン」ですが、とても親しみやすい。
「ルパン」視点の話が多く、話の中で展開される「ルパン」の思考より、とても人間臭く・感情移入できる人物だなと感じる事ができます。
当初は(昔に読んで忘れているので)、もっと「超然」・「奇想天外」な人物と思っていました。
《「アルセーヌ・ルパン」シリーズ作品リスト》
1.『怪盗紳士ルパン』※本書
・「アルセーヌ・ルパンの逮捕」
⇒「ルパン」、恋物語。
・「獄中のアルセーヌ・ルパン」
⇒獄中の「ルパン」から大胆不敵な予告状。
・「アルセーヌ・ルパンの脱獄」
⇒脱出不可能な牢獄より・・・。
・「謎の旅行者」
⇒「ルパン」、強盗にやられる!?。
・「王妃の首飾り」
⇒「ルパン」、初仕事。
・「ハートの7」
⇒謎のトランプ、そして殺人事件発生!!。
・「アンベール夫人の金庫」
⇒「ルパン」、してやられる。
・「黒真珠」
⇒「ルパン」、盗みに入ったところ、死体が・・・。
・「遅かりしシャーロック・ホームズ」
⇒「ホームズ」と初対決!?。
2.『ルパン対ホームズ』
・「金髪婦人」
・「ユダヤのランプ」
3.『ルパンの冒険』※戯曲
4.『奇岩城』
5.『813』
6.『ルパンの告白』
・「太陽のたわむれ」
・「結婚指輪」
・「影の合図」
・「地獄の罠」
・「赤い絹の肩掛け」
・「さまよう死霊」
・「白鳥の首のエディス」
・「麦藁のストロー」
・「ルパンの結婚」
7.『水晶の栓』
8.『オルヌカン城の謎』
9.『金三角』
10.『三十棺桶島』
11.『虎の牙』
12.『八点鐘』
・「塔のてっぺんで」
・「水瓶」
・「テレーズとジェルメーヌ」
・「映画の啓示」
・「ジャン=ルイの場合」
・「斧を持つ貴婦人」
・「雪の上の足跡」
・「メルキュール骨董店」
13.『カリオストロ伯爵夫人』
14.『緑の目の少女』
15.『バーネット探偵局』
・「滴る水」
・「ジョージ王の恋文」
・「バカラの勝負」
・「金歯の男」
・「十二枚の株券」
・「偶然の奇跡」
・「白い手袋・・・・・・白いゲートル」
・「ベシュー、バーネットを逮捕す」
16.『謎の家』
17.『バール・イ・ヴァ荘』
18.『ふたつの微笑を持つ女』
19.『特捜班ヴィクトール』
20.『カリオストロの復讐』
21.『ルパン最後の事件』
<その他>
・「アルセーヌ・ルパンの帰還」※戯曲
・「山羊革服の男」
・「エメラルドの指輪」
(記:スッタコ小僧)
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