【書籍】『ST 警視庁科学特捜班』読破
「今野敏(こんの・びん)」著、【ST:Scientific Task Force】の活躍を描くシリーズ第一作です。
私はあまり見ていないのですが、【海外ドラマ】で良く扱う/見かけるような設定でしょうか。
各分野のスペシャリスト、優秀だけど《一癖》ある面々──。
各自の専門分野の他に
・地獄耳+絶対音感
・驚異的な嗅覚
・武術の達人
などの【能力】を所持している反面、
・潔癖症の逆、秩序恐怖症
・女性恐怖症
などの【弱点】もありますが、しかし、
・美男
・美女
の【容姿】を持っています・・・・・・。
正直、ここまで《やられると》ちょっと、引いてしまう──【天才集団】は分かったけど、あまりにもメンバ全員が優遇されすぎていないかなあ。
最近は
《超人的な名探偵が一気に事件解決!!》よりも
《皆で協力》
《地道な捜査にて犯人を追い詰める作品》
《苦労しつつ犯人を暴く》
に該当する作品の方に好感を抱きつつあります。
(昔の作品以外では「名探偵」を否定する作品ばかり最近は触れている/巷に溢れているので・・・・・・。)
■【現場】と協調性がない
■確証を掴めるまで全く考えを明かさず、単に反対意見を述べるのみ
■既存の地道な捜査を行なう刑事達をそっちのけで事件を解決
との下手をすると《高慢ちき》とも取れる【ST】メンバに目をつぶる事ができれば、一般の捜査官を差し置いて事件を解決する《スーパーヒーロー軍団》の活躍が楽しめます。
(まあ、終盤にベテラン刑事との和解?、協力体制を築いていますが・・・・・・。)
意外に事件(の深遠)のスケールが大きく、今後のシリーズ展開が楽しみです。(日本かぶれの裏ボス[?]「ジュリアーノ・グレコ」・・・・・・『餓狼伝説』[ゲーム]の「ギース・ハワード」みたい──。)
本作では事件の真相に迫る【警視庁科学特捜班】の決め手となった武器(知識)が・・・・・・「プロファイリング」。
あまり専門的な科学知識を持ってこられるのも困りモノですが、別のものを期待していた自分がいます──化学や物理の専門知識にて犯人の残した痕跡を突き止めてなど・・・・・・。
「プロファイリング」かあ、、、、ちょっと残念に感じたかな。(ちょっと、今回<辛口>──。)
NO | 作品名 |
01 | ST 警視庁科学特捜班 |
02 | ST 警視庁科学特捜班 毒物殺人 |
03 | ST 警視庁科学特捜班 黒いモスクワ |
04 | ST 警視庁科学特捜班 青の調査ファイル |
05 | ST 警視庁科学特捜班 赤の調査ファイル |
06 | ST 警視庁科学特捜班 黄の調査ファイル |
07 | ST 警視庁科学特捜班 緑の調査ファイル |
08 | ST 警視庁科学特捜班 黒の調査ファイル |
(記:スッタコ小僧)
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