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2008年8月 7日 (木)

【書籍】『首鳴き鬼の島』読破

 「石崎幸二(いしざき・こうじ)」著の《スタンダード》【推理小説】です。

著者の作品については【メフィスト賞】受賞作『日曜日の沈黙』から『あなたがいない島』・『長く短い呪文』・『袋綴じ事件』色々読んでいますが、

 どの作品も<一風変わった点>
 ⇒普通の【推理小説】で扱う舞台・事件・謎解きとは少し毛色が違う点

が印象的で記憶に残ります。
上記点が私は著者の(作品の)【持ち味】と思っていました。

 本作品について初めに《スタンダード》とわざわざ付与しているのは、上記【持ち味】(特徴)が残念ながらなくなっていたからです。

■遺産関係で揉めている一族
■舞台は孤島──「頸木(くびき)島」(通称:「首鳴き島」)
■島に伝わる伝説──「首鳴き鬼」伝説
 侍に右腕を切られた鬼。
 取り返しに来て、左腕を。
 両腕を取り返しに来て、首を。
 侍、首と両腕を持って島へ渡る。
 首が「オーンオーン」と鳴いて胴体を呼ぶ。
 胴体、海を渡ってくる。
 胴体を焼き、首を粉砕し両腕と共に焼く。
■「首鳴き鬼」伝説の【見立て】通り(遺体損壊)の連続殺人事件発生

といった【推理小説】ではある意味、《定番》の設定・展開となっています。

《スタンダード》・《定番》だから面白くないのかというと、そうではありません。
純粋に【トリック】の謎解きが楽しめる作品となっています。
【トリック】を活かすためにあえて著者お得意の《スタイル》を崩したといった所でしょうか。

 久しぶりに【トリック】ありきと言うかメインの作品を読みました──【トリック】の内容・【トリック】重点に傾倒する事の良し悪しはともかく。

(記:スッタコ小僧)

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