【書籍】『刀語 第十一話 毒刀・鍍』読破
「西尾維新」著、『刀語』シリーズ第十一作目【毒刀・鍍(ドクトウ・メッキ)】です。
「奇策士・とがめ」と刀を持たない剣士「虚刀流(きょとうりゅう)七代目・鑢七花(やすりしちか)」の国をも動かすと言われる「四季崎記紀(しきざききき)」の【変体刀完成形十二本の蒐集】の旅「第十一弾」です。
ついに【最終巻直前】です──でも、そのせいか本作は
■今までの「粗筋(あらすじ)」
■現時点で残っている「登場人物説明(orおさらい)」・・・本巻でまた減少
■いい所/気になる所で「続く」・・・・・・著者の『新本格魔法少女りすか3』[書籍]と同様
まあ、「真庭忍軍」、通称「まにわに」の
■「真庭人鳥(ぺんぎん)」の能力(≒忍法)披露
は良かったのですが、
■色々な謎は一向に解明の進展を見せず
■「毒刀・鍍」所持者「真庭鳳凰」との戦いは・・・・・・「毒刀」の<特性>と現在の「七花」の<実力>により盛り上らず
前作の『~第十話 誠刀・銓(セイトウ・ハカリ)』の感想にて【刀休め】の回と記載しましたが、
本作の序盤もその【刀休め】が引き続いて、
中盤は「真庭忍軍」終局へ向けての準備、
終盤は【最終巻】への《プロローグ》
といった所でしょうか。
本作だけでは、満足できない内容となっています。
(記:スッタコ小僧)
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