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2008年7月26日 (土)

【書籍】『ルピナス探偵団の憂愁』読破

 「津原泰水(つはら・やすみ)」著、短編四話を収録した【推理小説】です。

「あらすじ」から「ルピナス学園」──【学園を舞台】にした《探偵団》の活躍、青春ミステリー、扱っている題材より可笑しな言い方ですが「爽やか」な作品かと思っていました。

巻頭の登場人物紹介を見ても

吾魚彩子(あうお・さいこ):
 小説家志望の主人公。論理的思考が苦手。
祀島龍彦(しじま・たつひこ):
 古生物を愛する怜悧な友人。顔を憶えるのが苦手。
桐江泉(きりえ・いずみ):
 編集者となる義理堅い友人。素直になるのが苦手。
日影摩耶(ひかげ・まや):
 旧姓京野(きょうの)。美しき友人。考えること自体が苦手。
吾魚不二子(あうお・ふじこ):
 彩子の姉。常識に従うのが苦手。※警察官
庚午宗一郎(こうご・そういちろう):
 不二子の若き上司。地位相応の態度が苦手。
・・・(省略)・・・

などなど、各自の【<苦手>部分(短所)を皆で補い合い】事件解決へ進んでいくのかと思ったら──

 【学園を舞台】にした話は少ないし、特に皆で助け合う事なく<怜悧な友人>である「祀島龍彦」が独り<名探偵>役を演じるばかり・・・・・・《探偵団》として機能していない。
せっかく登場人物紹介から想像を膨らましていたのに。(加えて、「爽やか」どころか・・・・・・暗い、暗い。著者の他作品からもしかしたらとある程度、身構えていましたが。)

 さて、本作の見所──つまり特徴はというと

 犯行の【トリック】 < 犯行の【動機】

です。
 おざなりではないのですが【トリック】の内容は希薄、【動機】の不思議さ(?)・・・・・・がメインです。
その【動機】が私には──「突拍子もない」・「ちょっと無理があるのでは」と感じたため、いまいち本作の魅力が伝わってきませんでした。

他の著書紹介を読むと『ルピナス探偵団の当惑』といった作品が記載されています、となると本作はシリーズ続編(?)。
本作は前述の感想ですが、続編を書くきっかけとなった前作が気になります。
見掛けたら借りてみよう。

(記:スッタコ小僧)

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