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2008年7月16日 (水)

【書籍】『百目恭市郎事件ファイル 倫敦(ロンドン)橋の殺人』読破

 「阿曾恵海」著、書き下ろし【超本格推理】とあるのですが──どの点が《超》だったのか私には分からずじまいでした。
表紙の絵から手が出しづらかったのですが、表紙に似合わず内容は「当たり」の場合もあるので、思い切って手にとったのですが・・・・・・。(また、表紙に堂々と謳っている【本格】との記載を信じて。)

 探偵は「百目恭市郎(どうめ・きょうしろう」と女性と見紛うばかりの美貌を持つ皮肉屋の医者「岩城初彦(いわき・はつひこ)」の二本柱です。
少年探偵の方は、頭脳派というより行動派──熱血の《少年探偵団》(の一団員)を彷彿させる探偵となっています。

 上記とは関連はないとは思いますが、大いに期待した【謎】は若干、拍子抜けと感じました。
まあ、常人離れの頭脳を持つ【名探偵】が登場するわけでもないので、親近感を抱く程度の探偵達が活躍する本作としては適切な難易度だったのではと思ってしまいました。

 座ってじっくり【推理】というより、不良少年団との共同作戦などなどまさに《少年探偵団》──冒険・冒険の展開が待っています。

連続殺人事件なのですが、一つ一つの謎が希薄で《大きな謎》となって引っ張るモノが一つもなかったのが残念です。
色々あったアイディアを盛り込んだ結果、「メイン」で引っ張るモノが「あいまい」に・・・・・・それとも元々「メイン」となるモノがなかったため、色々と詰め込んだのでしょうか。

 舞台は1890年のイギリス・ロンドン──かの「切り裂きジャック」事件もまだ記憶に新しい中、またしても「ジャック」を彷彿させる手口の殺人が・・・・・・
その殺害手口は<「ジャック」は人間ではなく、吸血鬼などの「化物」>と感じさせるモノばかり

■凍った川の上に死体・・・・・・氷の厚さよりとてもその場所へ遺体を担いでいくのは不可能──「ジャック」飛んだ?
■同伴者が居る中、首をもぎ取られた死体・・・・・・周りに誰もいなかった橋の上で一体どうやって──「ジャック」神出鬼没&怪力?

などなど殺害現場に残された

 ロンドン橋 落ちた
 踊って越えろよ レディ・リィ
 ロンドン橋 落ちた
 *********

の最後の一文にて被害者を暗示する紙切れを残す犯人(または事件関係者が事件前にふと耳にする歌)にて、古き良き懐かしの《不気味さ》を演出している作品です。
ただ、どうも著者オリジナルの雰囲気が感じられず、前述の「希薄」・「詰め込みすぎ」などの影響にて私にはあまり印象を残さない結果となりました。

(記:スッタコ小僧)

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